2013年06月09日(日)「 スマホ 」

 電話がかけられて簡単なメールが打てるぐらいの性能で、わたし的にはもう十分なのであるが「乗り換えだと本体もすごく安くなるし、家族間だと通話もタダなんですぜ〜ダンナさん!」と妻が言うものだから、とうとう携帯電話をスマホに替えてしまった。

 そもそもわたしは携帯電話に対して本来は否定的な意見の持ち主なのである。「携帯電話こそが現代から“別れ”を無くした要因」とさえ思っているのだ。出会いと別れは文学・美術・音楽等の芸術の源であったはずなのに……ああそれなのに。

 夜汽車に乗って遠くへ行ってしまう恋人を見送るシーン。女は小さく手を振り、男は黙って女の顔を見つめている。そして列車が動き出すと女はその姿が見えなくなるまでホームに立ちつくし、男は目的地に着くまで悶々とその女との過去・現在・未来のことを考え続ける。そこにドラマが生まれるのではなかったのか、え? そうだろ? もうそういうのはと〜っても古い考えなのか?
 ところが現代はどうだ。汽車が発車した途端に女は携帯電話を取り出してメールをし始めるのである。
「今度会ったらまたイチャイチャしようね政夫くん。東京で他の女とやっちゃあダメだかんね〜!」
 男もニヤついて、馬鹿だからすぐに返信するわけですよ。
「分かってルンルン由香リンリン、俺の体とハートにはおまえの匂いがすっかり染み込んでるんだぜ〜。とろけっぱなしだぜ〜」
「いやだあ、スギちゃんみたい!ウフッウフフフ、エヘッエヘヘヘ、オホッオホホホ」
 以上のような男女の行動・言動からは芸術は生まれないのである。ああ馬鹿馬鹿しい。


 最近は説明書というものが付いていない方が当たり前らしい。インターネットからダウンロードしてPDFファイルで読めという。くりびつてんぎょうである。教えてくれる人もいないので、まだぜんぜん使いこなせていないのだが「アプリ」というものにはちょっとわたしも興味がありますね。
 おそらく蚊の嫌がる(コウモリとかが出す超音波と同じものだと聞いたことがあるぞ)周波数の音が出るアプリだろうとは想像するのだけど「蚊取り線香」というのがあって、そのネーミングセンスがなかなかに優れていていいなあと思っているのでありますね。虫にさされるのはもう御免こうむりたいのだ。野良仕事とアウトドアには必須アプリであるかも知れない。ポケットにいれておくより、やっぱモンペをはいて腰にぶら下げた方が絵になりそうだ。


※メルアド変更のお知らせは一応全員にくまなく送信したつもりだけど「登録アドレス以外は受信拒否」の設定にしている方には届かない可能性があることに今気付いた。下記のヤフーメールから、その旨ご連絡頂けるとありがたいのだが。




                  




mk
スマホは日本語で携帯電話なのか、携帯電話を英語でスマホというのか、どっちだ? どっちも違うね!
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SH-06Eって奴らしい。タダだ

なんだかきれい過ぎて困る

さっそく文章打ち

今まで使ってたシグマリオン

皮ケース作ってみたぜ
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