花なんぞに、と言うなかれ。かつて歴史上花には、花に命をもかけた男達がいたのだ
2009年05月13日(水)「 ロサ・ハンター 」 ※ロサは野生のバラ、原種のバラの意

 野バラが咲くのは、1年でこの時期だけである。これほど可憐でありながら、人知れず山奥で咲くところがなんともいじらしい。

《妄想ドラマ》
「いったい全体この花たちは、何のために、誰のために咲いてるんだろうねえ。こんな山の中で……」
 透はその巨大な野バラの叢を見ながら祐子に言った。
「そうかしらねえ。誰のためにでもなく、自分のために咲く花ってのもあるんじゃないかしら?」
 透は祐子の言っている意味も、心情も十分に理解していた。手遅れのような気もしたがその聡明さと情の深さを笑いながら憎んだ。もう少し馬鹿な女だったら、この恋も楽だっただろうに、と思うのだった。
…………つづく


 1日中走りまわり、ついにピンクの野バラを発見した。気分はその昔、蘭の花を求めてアジアをさまよったヨーロッパ人達 “オーキッドハンター”と同じである。
 是非挿し木で増やし、先日植えた白い野バラと対で庭に植えようと思う。名前もつけたが、ちょっと公にはできない。秘密である。ククッ。




               




mk

庭に植えたのはこれと同じ

1週間遅かったかも

今日最大群生、左にも有る

ホッとする風景

ピンク。挿し木用に採取
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