「 熱闘甲子園 」

今年の甲子園は実に面白かった。一応出身地ということもあって鹿児島工業を応援してはいたが、どのチームにも話題性豊富な選手がいて野次馬的にみても楽しめた。鹿児島工業の今吉君なんて毎試合カメラがアップで追いかけているし、もうスターだ。日米親善選抜チームにも選ばれていたようだし、ぜひアメリカでも円陣を組んだ際は真ん中にしゃがんでもらい、みんなで坊主頭に手をのせて雄叫びをあげるというのをやってもらいたものだ。現在時、アメリカ人を笑わすことが出来そうなのは今吉君だけだろう。

 日米親善の試合をテレビで見たかったなあ。今だったら視聴率は70%ぐらい行ったかもしれない。できない事情があるのかもしれないがやっぱり見たかった。早実の斎藤はアメリカ人からバッタバッタと三振を奪いハンカチ王子からハンカチ王になる。苫小牧の田中も大活躍、しかし田中君は自分でプツリと緊張の糸を切って遊ぶところがあるので、ここ一番のところでホームランを打たれたりするかもしれない。しかし将来的には田中君の方が上であろう。
 とまあ、しゃべらすと止まらないからもう止めるが最後にひとつだけ。まったく個人的興味、個人的嗜好、個人的評価ではあるのだけど、今大会で一番好きだった選手は早実の船橋君だ。突然ホームランを打ったりして目立つ試合もあったが決勝戦などではそれほどでもなかった。
 しかしだ、わたしが予言したことをだれか覚えていて欲しい。早実の船橋君はきっと大物になる。




            





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