2011年9月8日(木)「工作の日々 2 」

グモテックス「サファリ」の直進性を上げるのにあれこれ工夫中であるのは以前書いた。が、写真の通りの方法で鰭(正式には“スケグ”というらしいです)を付けることでなんとかクリアできた。もともと安定感のある艇ではないので、あとは漕ぎ方で上手くなるしかなさそうである。

しかしだ、冬季は絶対にひっくり返りたくはない。生死にかかわる。で「絶対ひっくり返らない」と書いてあったドッペルギャンガーというメーカーの「K−10」というビニール製カヤックにオーデションで入札しておいた訳だ。どこで買ってもだいたい¥10000ぐらいで買えるお手軽な奴だ。しかもスタート価格¥3500である。どうせ誰かに額を引き上げられるだろうと予想していたのだが、なんと¥3500のままあっさり落札できてしまった。
空気を入れてみると、たしかにひっくり返りはしなさそうだ。座り位置が低く、ぶら下がっている感じなので安定感は抜群。しかしである。あまりに本体の素材がしょぼい。浮き輪のレベルだ。改造して丈夫にしようと考えたが1度膨らませたきり仕舞い込んでしまった。ひっくり返りはしないが、杭か何かで破れたらそれこそ生死にかかわる。

硬い素材のカヌーを自作しようか……。
Webで調べると、有るわ有るわ! 「手作りカヌー」で検索をかけると結構安くで裁断済みのキットまで売っている。4mm厚の耐水ベニヤで皆さんは作っているらしい。車で運搬することが前提にはなるが、3分割・幅70Cm・全長4m20Cmの艇を設計した。細部の構造は全て頭の中にある。手間と時間がかけられれば何でも揃う時代である。
5分の1スケールの模型を作ってみた。なかなかでしょう? 一人、悦に入る。11月ぐらいから取り掛かり、3月ぐらいには完成させたい。
が、さてさて、どうなることやら。もう少し小さくてもいいかなあ、もう少し細身でもいいかなあ……。海まで出れるだろうか。




                




mk
私の母方の苗字は鮫島である。海賊か漁師だったかも知れないのだ。“海を渡る男たち”の血が流れている。
※写真はクリックすると大きくなります

グモテックス「サファリ」のひれはこれで完成である。

問題のドッペルギャンガーの「K−10]まだ一度も乗ってない

アバウトすぎる設計図だが頭の中では構造はできている

ぼちぼち作るということができない。何でも一気だ!

で、完成。5分の1サイズだから90Cm以上あるのだ
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