2013年01月14日(月)〜15日(火)「結構降りましたね」

 夕方の4時ぐらいから降りだした雪は、2時間足らずで10Cmほども積もってしまった。アスファルトの道路は比較的雪には強いものだが、祭日ということもあって車の通行が少なかったせいか轍(わだち)もほとんどなく積もり放題。チェーンもスタッドレスタイヤも無いので車が出せない。買い物の必要があったので、思い切ってでかいリュックを背負って買い出しに行く。戦後間もない頃の買い出しを思い出してしまった。もとい!想像してしまった。
 近道をしようと近所の“創造の杜(もり)公園”を抜けて行ったのだが、大きな木の枝がボキボキと折れている。雪が重いのは知っているが、案外に木って奴も根性無しだ。豪雪地帯なんかはどうしているんだろう。直径15Cmほどの孟宗竹もバッキリ折れて歩道をふさいでいる。ワイルドだぜ〜。

 スーパーマーケットからの帰路、同じ公園内をハイヒールのねえちゃんが踝(くるぶし)まで雪に埋もれながら歩いているのを見た。こんなドカ雪など予想だにしなかったのだろう、実に気の毒だ。
 倒木の上にはさらに雪が積もり70Cmぐらいの障害物になっている。かよわき女子はきっと迂回するのであろうと想像したのだが、なんと彼女はハイヒールなのにジャンプした。陸上競技の選手だったのだろうか? わたしを怪しい奴だとおもって逃げたのだろうか? いいものを見させていただきましたぜ〜。

 犬の散歩は欠かせない。雨も嵐も雪も関係ない。というより、彼等にとって“雪”は“レクレーション”である。楽しい事は率先してやらせてやるのがわたしのポリシーだ。南国生まれのわたしは汗腺の数が多いので本当は寒さには滅法弱いのだが、スキーウエアなど着込み完全防寒して走り回る。レクレーションにして楽しんでいるのはわたしの方であった。もうすぐ59歳になる男が、近所の子供たちが作った雪だるまに“真空飛び膝蹴り”を入れて遊んでいいのだろうか? ダンボールを尻に敷いて、ソリだソリだ!とはしゃいでいいのだろうか? 
 
 まあ多少の羞恥心が無くもないが、休みだとついハイテンションで、家族は困っているのかも知れない。
「明日も早起きして散歩しようぜ!」と言うわたしに、家族は返事をしないのであった。




                 




mk
わたし休みだったから、もっと降れ降れと思ったりした
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降り初めて1時間の頃

犬は大喜び

15日は快晴

初めての雪なのだ

ベンチの上で12Cm

こういう風景画を描きたい
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