「 8月の発見 」って!……タイトル負けしてるなあ
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鮮度をコンピューターが監視している

味も色もちょっと薄いのだ

魔法の粉っていう訳じゃないが

まるで別物のように美味だ

8月某日「スシローの抹茶アイス」

 恩も義理も無いが回転寿司「スシロー」は大いに工夫、努力、研鑽を重ねていて実に好ましい店だと思う。だからわたしがよく利用している茂原店などは平日の昼間でも待たなければ席に着けないぐらいの繁盛振りである。立地条件が特別に良くて(ニトリとかカインズホームに隣接している)駐車場も馬鹿っ広いということもあるけれど鮮度、価格、創作寿司ネタのセンス、サービス、どれを取っても「文句はありませ〜ん」というのが利用客の一致する意見ということなのだろう。

 が、がーッ、である。先日珍しくデザートに抹茶アイスを注文したのだが、これが実に味が薄い。さっぱりとした後味を目標にしているのだろうかと贔屓目に考えたとしてもこれはちょっと薄すぎだろうと思ったのだ。アイスの横に生クリームなどが添えてあるがそんなものはわたしは要らないのだ、だからただただ抹茶の味をもっと濃厚にしてくれ〜! と若くて可愛い店員ネーちゃんに言ってみた。

 嘘である。さすがに妻と娘に制止されてしまった。「そういうのは一人の時にやって頂戴」という訳だ。最近、家族がほんとうにわたしに冷たい。基本的人権を無視した発言が多い。……まあ、…いいや。
「だったらこうやって食べたらいいでしょうに、オジジン!」
 娘はテーブルの上のスシローオリジナルの粉茶の蓋を開け、抹茶アイスの上にテンコ盛りでふりかけてみせたのだった。湯飲み茶碗に入れてほらセルフでお茶を作る、あれですね。
 
 それがさーーーー!なんともかんとも美味しいのだったさーーーー!
 というわけで機会があったらやってみてくださいね。あんまりいい顔はされないけどネ。笑ってごまかせば何でもOKOK!





色々育ち過ぎて暗くなった

立派な青唐辛子だろー

30年使っている俺専用の楊刃包丁

どっぷりヅケにして食うといい

8月某日「辛いは旨い、旨いは痛い」

 6月に「今年の夏は八丈島スタイルでいくぞ!」と大宣言をした。丹精込めたわけでもないのに庭に植えた青唐辛子も赤紫蘇も予想外に順調に育ち、大いにわたしの新陳代謝を高めてくれたのであった。今更ながらだが、青唐辛子を思いきりぶち込んだ醤油というのはカツオの刺身にしても冷奴にしても素材の旨さを倍にしてくれるばかりか、素材の細胞組織を活性化するんじゃないかと思わせるほどキリリと引き締まった味にしてくれるのであった。「辛いは旨い」とことわざ辞典にもあるがほんとうのことだったのだなあ、今まで知らずにいて人生の半分以上を損をしてしまっていたのだなあ、とこの夏ダラダラと頭皮から汗を流しながら感じ入った次第なのである。
 が、がーッである。(まただよ!)この夏、困ったことが起きてしまったのである。ケツの穴の回りがいつもヒリヒリしっぱなしなのだ。消化しきれなかった辛味成分がケツ穴の回りに蓄積してしまったんじゃないかと思うのである。拭いても洗ってももう取れないのだ。もしかすると穴の回りに緑色のリングができているのかも知れない。怖くて鏡の上にしゃがめないが、いつかは見てみないとなあ……“ヒリヒリの輪”なんちゃって。
「一生このヒリヒリが続くのかと思うと恵梨子なんか、もう、もう死んだほうがマシだわ!」ってな感じなのである。

 オカマ言葉になったところで、急に思い出したことがある。ホモセクシュアルのブラックジョークなのだが、ナニの最中にお尻を貸している方がオナラをしたら上に乗ってる奴がゲップをしたという話。なんだかありそうな話で笑える。
 あ、そうじゃなくて緑色の輪の話だった。いや、あれ? そうだっけ?
 八丈島の人々はこのヒリヒリ問題を一体全体どうしているのだろうか。どう対処しているのだろうか? それとも単にわたしが酒の勢いもあって食べすぎただけなのだろうか。
 あッ! もしも、もしもだよ、わたしがホモセクシュアルのお尻を貸す方だったら相手は失神して失禁するかも知れないなあ。ウワーッ、考えなきゃよかったなあ。




                




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