2012年11月27日(火)「 養老渓谷 」

 犬の遠足と紅葉狩りと釣り場探しの目的で養老渓谷に行く。“渓谷”という言葉の響きは、わたしにとってイコール・フライフィッシングである。鱒類は無理にしても、オイカワやウグイでとりあえず十分だ。毛ばりにピシッと飛沫をあげて食いついてくる瞬間をラインを引いてツンと合わす。魚を寄せて水の中で触ってみる。魚体に火傷を負わさないためにそうするのだが、銀色のいとおしい柔肌は……あ、釣り談義じゃなかった。養老渓谷だ。渓谷だけに警告ものだ。

 まったく不案内な場所なので、とりあえず「養老渓谷駅」を目指す。ナビの指示通りに走って1時間25分、意外とあっさり到着した。宝塚の女優さん然とした駅長さんから券を買い、駅前の駐車場に車を止める。駐車場利用者は横の足湯がタダで利用できるらしい。入ろうかと思ったが、たまたま同じ靴下を3日も穿いていたので(ワイルド過ぎ?)匂いで駅長さんが倒れでもしたらマズイと思い止めにした。
 
 駅前大看板に描かれた3種のハイキングコースから一番短い7.3Kmコースを歩いてみることにした。渓谷一周コース(20Km強)もあったが、犬連れだとどうしても1.5倍は時間がかかるからしんどい。うちの犬は猟犬なので獲物の匂いに尻尾を振り始めると押さえが利かない。ウサギ追いのDNAは健在であるらしい。マーキングの時間も合計すれば15分ぐらいにはなるかも知れない。今度正確に測ってみようかと思っている。

 さて今回は写真をたくさん載せたので景勝、雰囲気の説明などはそっちに任せることにして、わたしは「養老渓谷観光協会」への不平不満を箇条書きにすることにした。一部しか見ていないくせに生意気である。それは大いに分かっているが是非に言いたい。地元のばあさんは素朴でいいし、土産うりの爺さんはガツガツしていないし、いい所もたくさんあるとは思うのだけど……。

1.先ず、ハイキングコースの案内図がでたらめである。わたしは地図を読めない男ではない。 どちらかと言えば勘のいい方である。それでも迷ったのだから、この地図は見ない方が正しく進めると思う。ちょっと薄暗い日だったら遭難するかも知れない。現に途中で引き返すハイカー達が何組もいた。わたしは道が合っているのかどうかで、娘と口論になったぐらいだ。
2.川(養老川)沿いを歩く道は最高。だからもっとそういう場所を増やせばよろしかろう、と思う。山道は「近所の裏山と変わらんネ」とは娘の弁。
3.前日の雨のせいだろうか、川の水はそれほど綺麗ではない。さらに生活排水を川にガンガン流している旅館があったが、行政の意識の低さが伺える。いまどき珍しい光景だ。夏場はそこで獲れた鮎を焼いて売っているのだぜえ。食わない方がいいぜえ。
4.コース横に「イノシシ除けの電流鉄線」を張り巡らせている畑があったが、注意書きぐらいは立てた方がよろしいかと。犬(ソラ)と娘が感電した。「俺の大事な息子になんて事しやがる!」とヤクザ者だったら取り返しがつかないぜ〜、と思う。
5.漁協が存在するのは、まあ仕方ない。鮎、虹鱒で高い料金を取るのもよしとしよう。だから雑魚釣りはタダにしませんか?(参考:日釣り¥600ぐらい、年券¥4200)女子供からは金を取ってはいけません。
6.駅前にコンビニを誘致してください。助六寿司を食わないと元気が出ないわたしです。


 何度か通うつもりである。「粟又の滝」は行かずばなるまいて。
 道が分かってしまったので帰路の所要時間は1時間10分に短縮された。距離にして48Kmぐらい。近い。





                





mk
養老渓谷に行ってまいりました。また行きます。
※写真はクリックすると大きくなります

駐車料金で足湯もOK

で、これがその足湯

駅前直販店

小港鉄道です!

赤点線コース歩きました

養老川ですよ

何か釣れるやろか

紅葉狩りの季節

本当の紅葉

水に入りたい!

飛び石の橋?

暑くなってきた

3つ目の飛び石橋

ソラはかっこいい男

キラはこの後泳いだ

カラスウリのリース?

猪ぐらい出るだろよ

アイスモナカが好きです
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