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勝たなくても負けないことだ | |||||||
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| ２０２２年０４月０４日（月）～０５日（火）「突風レストラン」 予報では翌日の午後までずっと雨が降り続くとのことだった。しかも結構な量が降るらしい。しかしだ「それがどうした？」の心意気無くして、何～が渡り鳥の会であろうか！ 雨にも負けず風にも負けず、渡り鳥は飛んで行くのであった、丸。 ・釣り中止（当然？） ・突出し会（バジル味蒸し鳥、ビーフジャーキー、蒸し黒豆）美味し ・焼き物会（棒餃子、味付き牛肉、きのこ＆野菜多種）美味し ・お好み会（禁断の小麦粉グルテンお好み焼き）美味し ・揚げ物会（一口カツ、もも肉から揚げ、野菜天）美味し ・意識無会（多種多様）美味し ２２：３０に車中泊のわたしが小便に起きてみると、水圧と突風で自立タープのパイプが折れてひしゃげてしまっていた。ネモっちゃんが寝ているソロテントの上に倒れ込んでいて、打ち所が悪いとかパイプが頭蓋骨を貫通したりしていたら死んでいるかも、と思い声を掛けたが応答がない。「まっいいか、男だし」と思って再び車中泊に戻る。雨激しく風強し。軽バンがゆらゆらと揺れる。眠ったような眠れなかったような、誰かに恥ずかしいライン送ったような送らなかったような……。 ０５：００にまた小便に起きてみると、ズブズブになった男がタープを少しばかり立て直し、その下に潜り込んでコーヒーを飲んでいた。「お！生きていたか」と言い、わたしも潜り込んで湯を沸かし、熱くて甘いブレンディコーヒーを飲んだ。 「海の近くだから強風は仕方ねえけど、ここは特にひどいナ。さっき海の方に少し歩いて行ってみたけど全然風なんか吹いてない所があったぜ」 と言うと 「そうですか、でもけっこう面白かったですよ＂突風レストラン”」 大分経験を積んだせいか、ネモっちゃんも最近は＂おされ”なことが言えるようになった。＂突風レストラン”はいい。 |
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| 小林 倫博 | ||||||||
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