2013年11月08日(木)「 トモチン沼探検隊 」

 そうだそうだ“トモチン”で思い出した。先日テレビに華原朋美が元気な姿を見せていたが、オジサンとしては嬉しいかぎりである。別にファンというわけでもないのだが、ずっと何年間か彼女に関する色々な報道を見聞きしているうちに何となく他人じゃないような気分になってしまって「早く立ち直るんだよ、オジサンがついてるからな」と本気で心配になってしまっているわけなのである。まったくもって馬鹿だと思うが娘を持つ男親としてはけっこう身につまされるものがあってレレレのレーとはいかないのである。
 若い頃というのは、体の傷はすぐに治るけれど心の傷はいつまでも深く残ってなかなか治るものではない。反対にちょっと寂しい気もするが、わたしぐらいの歳になると心の傷などすぐに治ってしまうのに体の傷がなかなか治らない。

 トモチン沼を探検してきた。元AKB、板野友美似の水神様と会ったのでわたしが「トモチン沼」と名づけたのだが、この名前、我が家ではもうメジャーになっている。
「ちょっとカヌーを漕いでくるぞ」
「あら、どちらまで?」
「トモチン沼」
「了解! 帰ってこなかったらトモチン沼の底を探すわ」
 てな具合だ。妻もけっこうこの名の奥ゆかしさを気にいっているらしい。なかなかになかなかの女である。


 しかし家を出る時、お向かいの旦那さんの「どちらへ?」の質問に「あ、あ、ああ、トモ……だちのところへ」などと答えてしまった。わたしはつくつくダメな男である。
 それだけが原因でもないだろうがまあそういう軟弱な態度をとってしまったので今日は“トモチン水神様”に会えなかった。もちろん“トモチー”も出てきてくれなかった。心が傷つく一日だった。が、すぐに元気になって晩酌して寝た。丸。




              




mk
「 トモチン沼をぐるりの記 」
     ※「チロリン村とくるみの木」に語呂をあわせてみましたぜ 
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カヌー降ろすの大変でした

探検へいざ出発

なかなかだぞトモチン

いい感じだぞトモチン

俺のものだトモチン

橋があったんだねトモチン

この前魚の写真を撮ったトコチン

トモチン水神様の椅子じゃ!

爺様はすっかり老眼なのだ

探検だから笑わないのだ

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