Yahoo!JapanGeocities Top
Fieldnote 2017 クジラの大和煮は好きです

小さな車でしか行けない

マイ ピクニック号

トドって茶色だっけ?

コラーゲンぷるぷる

あと半分あります
2017年07月15日(土)「トドカレー」

「北海道 カレーの缶詰」でWeb検索すると、まあ出るわ出るわ、嬉しくなる。
「熊カレー」「トドカレー」「えぞ鹿カレー」は有名御三家だが「アザラシカレー」「ジンギスカンカレー」「ミンククジラカレー 」「キタキツネカレー」「カラフト鱒カレー」「ラッコカレー」「セイウチカレー」「オショロコマカレー」etc.とレパートリー(?)が大幅に増えているではないか! 製造元の(株)北都もずいぶん大きく成長したのだなあと感動しながら社のホームページを確かめて驚いた。なんと(株)北都の製品でないものがけっこうあるのである。つまりこれは、人気に便乗した類似商品なのではないですか? まあ相手が中国なら本気で怒るが、地方らしいおおらかなネーミングのものも有って、オモシロガリー小林としてはますます嬉しくなってしまった。
目指せ、全種類完食!
参考:北都のホームページ  http://www.hokuto-co.net/shop/shohinpage/004_1.php


 2006年の10月に珍肉カレーとして初めて「熊カレー」を食った。美味いという人もいたし熊臭いという人もいた。わたしは熊の臭いを知らないのでまあ美味しく頂いたが、若干の「風味」はあったような気がする。
 ちょっと話が逸れるが、熊に食われて死ぬ人が時々いますね。自分の内臓を食う熊の姿を悲惨な思いで見ながら死んでいった……なんて話を聞くが、あれは嘘だそうだ。人は食われる前に気絶するらしいのだが、恐怖で気絶するのではなく、熊の吐く息があまりに臭くて瞬時に気絶するらしいのである。気絶するほどの臭さ……う〜む、嗅いでみたい。

 あ、で、今日は「トドカレー」である。職場の将軍様が買ってきてくれたものだ。こういうものは面白半分に家族や馬鹿仲間でワイワイ騒ぎながら食うものだろうが、トドの臭いも知らないくせに「トド臭いから嫌だ」と妻も娘もあっさり降りた。食ってみてこそナンボの世界なのに、ハナから嫌ってどうする! 二度と誘わない。わたしはいつからこんな孤独な老人になってしまったのだろう。
「外で食べてちょうだい!」だと〜!? 踏んだり蹴ったりだ。いやいや、踏まれたり蹴られたりだ。

 それならば…と、気晴らしも兼ねて金剛地峠に向かう。お気に入りの場所に椅子とテーブルをセットしてトドカレーをつまみにノンアルコールビールで祝杯をあげた。キョンでも現れればなあ、潰してトドキョンカレーってのもありだったのだが、な〜んにもキョなかった。
 トドカレーの味でやんすか?……鯨の大和煮で作ったカレー、といえばイメージピッタシだ。けっこう辛口なんだけど甘み(砂糖たっぷり)も相当に強くてベタベタ感があるのだ。そこらへんが好き嫌いの分かれるところだろう。
わたし的には……鯨の大和煮でカレーは一生作らないと思う。