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2004年4月17日(木)「 タケノコとつむじ 」
タケノコの季節がやってきた。
去年、このフィールドノートで「タケノコと栗は未だ買ったことがないのだ、ガハハハー」と豪語したが、今年も絶好調のようである。周りはほとんど千葉県所有の山や竹林なので、誰でも自由に入って採ってよろしいのである。
夕方、犬の散歩をしていると、道路脇に1個(1本?)頭を出していたので、すかさずバッグから小さな移植ゴテとナイフを取り出してゲットした。この時期、この2つのツールは必携である。朝の散歩でも1個採ったから今日の収穫は2個。
こういうものは100%神様からの贈り物なのだから、欲をかいて探しまくって、売るほどの数を採ってはいけないのだ。実際、業者っぽい連中が夜明け前にやってきて、ごっそり持っていくケースもよくあるのだ。まったく人品卑しき奴らとしか言いようがない。
「堀り出すところの写真を撮ってあげようか? ホームページ用に……」
よくできた妻だ、と一応言っておこう。
で、話はここで急に変わるのだが、撮ってもらった写真を見て驚いた。
「お、俺のつむじは……十字型なのか?」
「え! 知らなかったの?」
「知らねえよそんなの。自分で見る機会なんか滅多にねえし!」
「十字つむじ、わーい十字つむじ〜とか、わ〜い手裏剣つむじ野郎〜とか子供のころ言われなかった?」
「ええっ……?」
褒めるんじゃなかった。
中学の頃、クラスに南曲(みなみまがり)さんという女の子がいて、いいなあと思っていたのに、相手もまんざらでもなさそうだったのに、最後まで何もしなかったからわたしはツムジマガリになったのだろうか?
明日、NHKテレビの音楽番組収録という日に、会社に対して不満があったので、腹いせに坊主頭にしたりしたのでツムジマガリになったのだろうか?
あれ? ツムジマガリじゃなくて手裏剣つむじだ。
気になったので部屋で万歳をして後頭部を撮影してみた。???? 普通である。後頭部が笑っちゃうほど絶壁だが、つむじは普通である。
「自分で写してみたんだけどさあ、普通なんだけど?」
「そうよ、普通の日もあるのよ」
「ええっ? なにそれ?」
「あなたのつむじは日によって違うのよ、形も変わるし場所も移動するし」
「よく平気でそんなことを言うよなあ」
「ほんとだってば。ちゃんと写真撮ってあげるわよ。曲がったタケノコだって美味しいんだから、気にしない気にしない」
こういった場合、どうしたらいいのだろうか。つむじが前に来たりしたら電車に乗れないよ。ダメヨ〜、ダメダメ!
mk
動くつむじなんて、ダメヨ〜、ダメダメ