2013年04月17日(金)「 筍様々 」

 筍が旬である。旬という漢字は筍のためにあるようなものであるなあ、と思う。ただ形が似ているというだけの話だが、“竹の子”と書くとなんかもうちょっと節とか硬くなりかけてて御免ね〜! という感じがする。が、“筍”だと実にみずみずしくて採りたてで水分が多くて「わたくし米ぬかなんかで灰汁抜きしなくてもいつでもOKだわよん!」ってな感じがしないでもない。

 房総は筍に満ちている。わたしの場合も最近は朝の犬の散歩でほぼ毎日2本ずつ採ってきて、帰宅後すぐに茹でて昼食の食卓には乗ってしまうというような毎日だ。採れたてなので本当に灰汁抜きなどは要らず、先端部分などは生の刺身でいただけるらしいがそれはまだ試していない。焚き火で皮付きのまま丸焼きというのも野趣に富んでいる。焼き芋のようにアツアツハフハフとか言いながら食うといいらしい。

 一応スーパーなどでも1個(1株というのか?)500円ぐらいで売ってはいるけども、この辺じゃ誰も買わないのだ。だって食べごろのやつが道端にニョキニョコと頭を出しているわけですからね。
「ウフフ。もしかしてこれは泥棒なのではないかしら。でもでもああ止められない、キィエー!」と必殺のつま先蹴りを入れてへし折り、先端部分の美味しい部分だけを持ち去る奥さんたちが多い。

 妻が炊くタケノコご飯はなかなかにダイナミックである。米を節約するためにかさ増ししているんじゃなかろうかと思えるほど大切りのタケノコが大量に入っているのだ。ダイエット食でもあるわけだから、安心してガシガシ食ってしまうのである。ダイエットになったかどうかは来月明らかにするとして、実に筍様々な毎日なのである。千切りしたやつとベーコンの炒め物も旨い。




                 




mk
筍旬、筍旬、筍旬、筍旬
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いたる所にこんな竹林がある

この状態で持ち帰るのがベスト

ダイナミック!
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