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竹 箒」って名の人、居るよね?

俺様の隠れ家

先ずは1本

柄は必須

葉っぱは要らない

あれ? 少ないな

枝が少ない

役には立つねえ
2016年05月25日(水)「 竹箒を作ってみた 」

 謎の「肘痛」が続いているので利根川に行けないでいる。なので? 今日は竹箒(たけぼうき)を作ってみることにした。以前から竹箒が欲しい欲しいと思っていたのだが、すでに時給アルバイターの身だから貧乏で買えないのだ。
 幸い土気という土地は、竹だけは豊富にある。上手くいけば「竹箒屋さん」として生きていけるかもしれない。となると“バンブー小林”に改名だ。

 バイクで10分の秘密の場所に行く。ここはまだ誰にも教えたことがない場所である。犬たちとはよく来るので、もしかすると犬の口から娘に漏れてしまっているかも知れないが、まあそれはそれで仕方が無い。すぐ横を流れる村田川というのが氾濫した際、必ず水没する低地らしく、きれいな川砂が敷きつめられていて、回りの田んぼの泥濘に比べてひときわ気持ちがいいのである。犬もわたしもついつい裸足になってしまう。
 丁度“真竹”のタケノコがニョキニョキ出ていた。が、こいつ少しエグミがあるので採って持ち帰っても家人にまったく人気が無い。都会育ちの女どもはエグミが嫌いとみえるな。バカめ。男の真価だってエグミだと思うがなあ。
 
 そんなことはどうでもいいのだ。箒だよ箒、話を放棄してどうする! 先ずは柄に丁度いい太さの竹を切り倒して、150cmの材を調達。その竹の脇枝をすべて切り落として履く部分用に加工。と言ったって、別に葉っぱを落として寸を合わせるだけなのだけどネ。
 市販の箒の先っぽに小枝が何本付いているのか考えたことも無かったが、これは結構骨の折れる作業だった。まあ数は勘でいいんじゃないの?。

 家に持ち帰り、組み立て(?)作業。ガハハハのハーである。やっぱり、思った通り、不安だった通り、小枝が足りない。
 あらかじめググッてあったので、束ねる前に柄のほうに楔(くさび)を打つ。これでクルクル回るようなことはない。が、いかんせん小枝が足りないのだ。最低でも100本は要るようだ。結局今日作ったやつは50本ぐらいしか無いから痩せ箒といったところだろうか。
「痩せ箒 負けるな一茶 ここにあり」


 でもね、意外とね、ちゃんと使えるのよ。びっくりなのよ。笑っちゃたよネ。