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早く罹って免疫を
 


2020年03月20日(金)「“集団免疫”というもの」

 新型コロナウィルスがの世界中で猛威を振るっているが、一体全体わたしたちはいつまで何をどうすべきなのか全く分からない。マスクを手放さず、アカギレだらけになるまで手を洗い、蜂蜜とバターを食って免疫力を上げたりしているが(笑)、国が今何を考えているのか、何故もっと徹底した封じ込め作戦を取らないのか、何故もっとガンガンPCR検査をしないのか……不安にさせられるばかりで、もうほとんどウンザリである。

 オリンピックを やりたいのはよ〜く分かる。が、予定通りやれると言い切る政府の自信はどこからくるのか、そこが今一つ分からない。そもそも、オリンピックより前にコロナウィルスに対する国としての戦略・作戦をハッキリと国民に示してくれればいいものを、何か歯切れの悪い物言いでかえって不安にさせられるのだ。笑わなくなった、疲れ切った安部総理の顔が不安をさらに大きくさせている。もっとも今の内閣には頼り甲斐のある“いい顔の人物”はいない。野党にも居ない。何でも反対すればいいと思っている共産党などはドングリ以下だ。国難に直面している事を自覚しているとはとても思えない。
 台湾のオードリー・タン(IT大臣)氏のような突出した天才が官僚にも居ない。みんな普通の人たちだ。


 かねてから良く覗く「
JBpress」というサイトに今日、実に明快にそれらの(国の作戦)疑問に答えてくれている記事を見つけたので紹介したい。
池田信夫さんという方の書かれたものだ。
 そういう事だったのか、それならそうと最初っから言ってくれればいいものを、とわたしはすっかり納得出来た。
「集団免疫」という言い方をすると何かと批判が集中すると考えたのだろう、イギリスの首相の前例がある。その言葉を表立っては使わずに、がしかし同様のことを実行していたということらしい(それはそれで透明ではないけれど)。
 3万人が死ぬのは困るが、それはあくまで試算上のことだからそれほど恐れることはないだろうと思う。
 ま、兎に角、記事を読んでみて頂きたい。ただし、5月までに国内での感染拡大を止められたとしても、オリンピックを予定通りという訳にはいかないような気はする。日本以外の国々でのコロナ情勢がこの先どうなって行くのかは全く読めない。第一、各国の選手団が来れないだろうと思うのだが……。

※JBpressのサイト(記事)にリンクしてます

※リンク切れに備えてドキュメントに飛びます
小林 倫博