今回は吐きませんでした

また干上がっている

唐揚げ作ってきた

あとはいつも通り

暴飲暴食のすすめ

真由美がきた
 
2024年06月06日(木)「車中泊夢」

 江戸時代、明治時代、大正時代などと人は普通に言うけれど、わたしはまだ「昭和時代」という言い方をする人に会ったことがない。いずれはそう呼ばれる日が来るのだろうが、だいたい何年ぐらい経てば〇〇時代と呼ばれるようになるのだろうか。母は大正13年生まれだが75歳ぐらいにはもう「大正時代にはなあ……」と語っていた記憶がある。75年ぐらいが仮に目安となるとすれば、年号は変わるから西暦でいえば、だいたい2060年ぐらいには人々は「昭和時代」と言い始めると思う。「それがどうした!?」と言われれば何も答えられないが車中泊をするとすることが無いので色々くだらないことばかり考える訳だ。

 メモ書きに毛が生えたぐらいのものだが「忘れたくない人たち」という備忘録を作ってあって幼少期、青春期、歌手期、ビクター講師期、現在とおおざっぱに分けて、付き合いのあった男、女、ジェンダー、動物などの名前が書いてある。忘れていた名前を突然思い出したりした時は、その都度追記するようにしているのだ。スマホの中に入れてあるので、そんなのを見ながら眠りに落ちて行った。
 そのあと見た夢がすごかった。妻が4人、子供が12人、5匹の犬と4匹の猫を飼っていて犬猫の中にはわたしの孫もいたりして、とにかく騒がしい。ソーメン流しに凝っている妻が一人いて毎食ソーメンにしたいと言い出したり、その横でソラ君が演歌を歌って他の4匹に指導をしていたりと支離滅裂。しかし、わたしはしあわせで幸せで、本当にニヤニヤしていたと思う。なんなんだろうなあ、壊れてゆくってのも結構快感だった。

 そうだ、昭和の話だった。2065年頃に昭和時代と呼ばれ始めて、やっと昭和は眠りにつけるのかもしれない。現在はまだまだ昭和は生きている。逆をいえば、平成・令和はあまり大したことのない時代なのかもしれないなあ。ま、わたしはもうとっくに死んでいる筈なので、何でも無責任に予言するのである。
「昭和の逆襲」もあるかも知れないよね。何だそれ。
 小林 倫博