小さな線上降水帯

まだ蚊が多い

宴の始まりだ

満腹

月も出ていたのに

翌日晴れ

ズビズバー
 
2024年10月17日(木)「線状降水帯」

 当分出来ないと思っていたキャンプ(渡り鳥の会)だが、応援者が復活してくれたお蔭でまた飲んだくれることができることになった。ステージUの始まりである。体及び寿命のためには最悪だと思う。暴飲暴食の会ですからね。

 小雨予報だったにもかかわらず、飲食中は一滴も降水無し。ちょうど良い気温と川風の中で、酒池肉林また酒池肉林のくりかえし。さらに今回の仕上げメニューはこれでもか! の「お好み焼き」だ。糖質100%、毒及び罪とも言えるソース&マヨネーズどぶどぶがけ。
「クソにどれだけごちそうしても糞になるだけだ〜。名言だ〜!」と訳の分からない事を叫んで寝落ちした。

 夜明け前、異様な音で目が覚めた。車のボディをブロック塀にこすりつけながら走り続けているような音だ。先日の自損事故を思い出した。
 窓を見ると風景は見えなかった。消防車の放水を浴びているような、滝の中を走っているかのような。携帯を見ると「横芝光町付近降水警報」とある。雨雲レーダーを見ると真っ赤な短い線状降水帯が北上中であった。1時間ほどで通過するのは分かっていたが、キャンプをしている場所に水が流れ込み既に水深5Cmになっていた。おそらくネモッちゃんのテントは浸水しているはずである。彼はエアーマットの上に寝ているので、今は浮いてはいるだろうが沈むのは時間の問題であろう。濡れるのは分かっていたが、ここは強行撤収しかないと判断。ネモッちゃんを起こし(寝てたんかい!)撤収。

 パンツまでビショビショになった状態でネモッちゃんを成田のマンションまで送り届け、そこからまた1時間半かけて自宅まで帰った。「小さなお葬式」のメロディで「線状降水帯」と一度歌ったらハマってしまって、ずっと口ずさんでしまった。呆け始めているかもしれない。後が無いな。
 小林 倫博