食べたい物は自分で作ろう

味噌煮缶の方まで無い

煮魚って意外と簡単なのよ

２０１８年１２月２３日（日）「サバ缶が無い」

　もう２週間程にもなるのだが、近所のスーパーマーケットからサバ缶が消えたままだ。またまたテレビの健康番組のせいだろうか？困るんだよねえ。

　我が町、土気（とけ）には老人が溢れている。笑い話に聞こえるかも知れないが、８０年代に東急リバブルによって開発・造成された山中の新しい町なので、その頃に家を購入した方々が現在７０歳～８０歳代になっている訳なのだ。なので６４歳のわたしなどは、近隣の人々からは未だに若造扱いされている（笑）。
　亡くなったのか子供との同居に変わったのかは分からないが、廃虚のようになった空き家も数多い。それに伴って最近治安が悪くなりつつあると言う。

「健康長寿」って言葉がすっかり定着し、ブームにさえなっている昨今、食品やサプリメントにも「健康長寿のために」と謳えばヒット間違いなしだ。何と何と何を食べていれば大丈夫！みたいに言い切るテレビ番組も多い。そしてその手の番組で「サバ缶」は必ず名前があがる健康食材だ。老人たちは一気に「買い占め」に走る。
　何もそんなに買い占めなくても、数個ずつ普通に買っていれば品切れなんてことにはならないと思うけどなあ。念のために鎌取の業務スーパーにも行ってみたが在庫０でありました。

　仕方がないので（笑）本日、サバの切り身を買ってきて「サバの味噌煮」を作ってみた。うちの婆さん（妻）も２日に一回はサバを食うのだ。当然砂糖は使わずエリスリトール（羅漢という植物から採った天然甘味料）を使った。上出来だ、妻に“美味しい”と誉められた。
　糖尿病予備軍がますます増えるであろう現代、砂糖抜きの加工食品の種類をどんどん増やせば、かなり売れると思うけどなあ。
　宝くじに当たったら起業してみたいぐらいだ。宝くじ？嗚呼。（参照：「天国から地獄」）

「美味しい物は砂糖と油で出来ている」な～んて、いつまでも悠長に笑ってはいられないのだ。