走り回って、何かを得ようと思ってはならない。
09年06月13日(土)「 リベンジならず 」

 カワセミの羽毛の1本までくっきり写った写真が撮りたい。これが当面の目標になった。カメラおよび機材の精度問題はとりあえず保留のまま、昨日に引き続き午前中から「水辺の郷公園」に出かける。
 がしかし、今日は土曜日なのだった。きれいな水辺は10時には子供たちに占領されてしまっているのだった。子供たちはザリガニ釣り、メダカ掬い、大人もついでにドジョウ掬いなどを踊っている。カワセミ君は超ナイーブなので、もうそうなるとどこかに身を潜めて夕暮れ時まで出て来ない。どこからか、じっとこちらの様子を見ているのは分かるのだが、スコープの視界には入って来ないのである。日参してわたしに早く馴れてもらうしかないが、ここのカワセミは擦れていなくて今のところ30mぐらいまで近づくのがやっとである。

 カワセミ撮影は夕方から再挑戦することにして、スコープ抱えて彷徨する。昭和の森→昭和の森の沼→裏山→長柄ダム→秋元牧場。鳥撮りは夏場は辛い。草も木の葉も大いに茂り、鳥たちは隠れ場所に困らない。腰を据えて待つのがいいのか、追いかけるのがいいのか迷うところである。鯉釣りとフライフィッシィングの違いのようなものだ。秋元牧場で“カワラヒワ”の群れを見ながら15分の“迂闊な昼寝”。そのまま逝ってもいいぐらい気持ちん良かったとですたい!


 水辺の郷公園に戻り、粘ること1時間半、正直言って同じ格好での待ち伏せは腰が辛い。犬の散歩の人々が遠巻きに奇異の目で見る。フンッ! 糞(フン)の始末はちゃんとしろよ!ってんだ。
 カワセミは最後の最後に1度だけやってきた。その時間、3秒。シャッターを2回切った。ピントが全然合っていない。リベンジならず。
 カワセミにすれば……
「こんなに暗いのにまだ居たよ、このフンオヤジ! あ間違えた、糞(くそ)オヤジ、ピー!」
 ってな感じ?




               




mk
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ヨシキリの季節だ

秋元牧場のカワラヒワ

あと3m近づきたいが…

動かない奴はこの通り

赤い睡蓮もいいです
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