2012年4月12日(木)「 大藪池・満開 」
犬の散歩を兼ねて大藪池の桜を見に行く。例年、弁当を持って長柄ダムで花見をしていたのだけど、先月猫が死んだりしたこともあってなんとなく機を逸してしまった感のある今年なのである。
大藪池の桜の満開は他所より2週間ほど遅い。標高と日照の関係だろうと思うが、そのせいか見物人がほとんどいないので実に静かだ。我が家もおかげで花見ができた。
絵葉書のような風景が延々と続き、わたしは「そうだ絵葉書を作ろう。今年は年賀状を出さなかったから、詫び状代わりに……」などと横着なことを考えた。妻と娘は飽きることなくビーグル話、そして当の犬さんは“花よりだんご、デブ街道”。こういうお花見がわたしは好きなのだ。
帰路、とても大きな木蓮の木を見つけ、妻は死んだ猫のためにと言い訳しながら素早く数本を手折った。「こらー!」という声が遠くで聞こえ……こういうお花見(?)もわたしは好きである。
mk
やっぱり、1年に1回は桜を愛でておかねばのう!