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呑兵衛ひまなし | ||||
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| ２０２３年０１月２８日（土）「音楽仕込み」 参照サイト https://www.denen-shuzo.co.jp/denen/02.htm 最近は１年に１回ぐらいしか会わないが「豚味噌の会」は未だ健在である。あたかも＂織りひめ”と＂ひこ星”の七夕祭りのようであるが、わたしと玲奈ちゃんは「食」だけで繋がっているので、まあ「たなぼた祭り」と言ったところだろうか。 ここ３～４年、玲奈ちゃんはわたしの誕生日プレゼントに焼酎を送ってきてくれている。毎回手を変え品を変え、話題性豊かなものをチョイスしてくれて、さぞかしリサーチが大変だろうに、と恐縮の限りである。で、今回はクラシック音楽を聴かせながら熟成させた「田苑（貯蔵３年）」の金と銀であった。あ、言うのが遅くなったが、今日はわたしの誕生日なのだ。 聞いた話だが、植物なども音楽を聴かせると成長に大きな影響が出るらしいので、間違いなく音楽の出す振動（波長）は何らかの力を持っていると確信できる。酒造りの初期段階の酵母菌ももちろん生物であるから、例外ではないだろう。快適な発酵環境こそが良い酒造りの絶対条件ということか。 彼女は酒をほとんど飲まないので自身の好みというものが入る余地は無い。おそらくは通販等の★の数で決めていると思われるが、かえってそれがもっとも外れの無い選択方法なのかもしれない。毎年驚きといい思いをさせてもらっている。 まだ飲んでいないのでレビュー的な感想は書けないが、玲奈ちゃんがくれたものだもの、美味いにきまっている（笑）。 話しがちょっとだけ逸れるが、頑張り屋さんの彼女は、実は去年の暮れに公務員試験に合格したのだ。これまで勤務していた大手旅行会社がコロナの影響で業績が伸びず、将来的にも不安が先行する状況の中で、転職という一大決心をしたのだ。本人は合格にはしゃぐこともなくケロッとしているが、これはすごいことだとわたしは思う。そうそう受かるものじゃない。４月からは地元の市役所勤務になるらしいが、彼女の誕生日がちょうどその頃なので、合格祝いを盛大にしてあげられたらいいなあと思っている。 クラシック音楽を聴いて熟成した焼酎なら、飲まれるその瞬間もやはりクラシック音楽の振動（波長）の中に在ってこそ、味も香りもベストだろうと思う。そして６９歳の誕生日プレゼントだから、飲み方はやはり「ロック」であろうか。クラシックを聴きながらロックを飲もう。 |
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| 小林 倫博 | |||||
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