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オイラ イン オライ | |||
2017年04月30日(日)「オイラ、オライへ行く」 「道の駅 オライはすぬま」に行ってきた。オライは「おら(オラ)の家(イ)」という意味の方言らしい。九十九里の海岸線から500mの場所にあり、潮風の香りがしていた。まんまパンフレット通りである。レストラン蓮味の「いわし丼」が美味いらしい。 いつもカヤックを漕ぎに行っている栗山川は、この「オライはすぬま」の3、4Km先にある。つまり、ここは今までにも何度も足を運んだことのある道の駅という訳なのである。 ソフトクリームの種類が多くて、夏場はいつも3、4本立て続けに食ってしまうので「体に非常に悪い道の駅」でもある訳なのだ。 レストランは未経験。ここの「いわし丼」が何かのグルメ賞を取るほど有名なのは知っていたが「まあなあ、九十九里と言えばイワシ尽くしだからなあ、新鮮な生イワシの刺身をドッサリとご飯に乗せて、漁師メシのように豪快に食う丼なのだろう」ぐらいにしか思っていなかったのである。 まずは犬どもを栗山川の河口付近で遊ばせようと横芝光町の浜辺へ。折しも潮干狩りの時期だ、ハマグリ採りの人びとが結構な数出ていてにぎわっていた。 長く続いていた河川工事も終わり、景観自体もすっかり変わっていた。車で砂浜に直接乗り着けられるようになった。今後荒れてしまうかも知れない。 2匹の犬を30mのロープでつなぎ、そこらへんを自由に走らせる。厳密にいうと自由じゃないが、車も浜を走り回るのである程度拘束する必要があるのだ。 靴を脱いで裸足になって、海に入って指先でハマグリを探したが出てくるのは貝殻ばかりだった。貝堀りの才能はゼロだ。 1時間ほど犬を遊ばせて、オライはすぬまに引き返した。 祭日なので道の駅は露店がいっぱい出てお祭りの雰囲気。駐車待ちの車が列をなし警備員が整理をしていた。食堂はオープンと同時に満席になり、タッチの差で30分待ちとなった。待っている間に露店の「イワシスティック」なるものを食う。天ぷらといえば天ぷらだが、幾分カリッと揚げてある。まあそこそこの出来。醤油と味の素(!)が欲しかった。マヨネーズという選択肢もあるだろう。 そしてついに本命! 「イワシ丼」はイワシの天丼であった。写真の通りだ。こちらはフンワリ揚げてあって、ウナギの蒲焼き風のタレがかかっている。蒲焼きよりやや甘めでソフト。タレのかけ具合も多過ぎず少な過ぎず、生姜の千切りが絶妙のさわやかさを生み出していた。 わたしは結構ネガティブなところがあって、美味くてもついつい改良点(あら)を探すタイプだが、今回の「イワシ丼」にはまったく文句のつけようが無かった。妻も唸った。 食事をしている間、犬を車中に待たせていたので褒美をあげることにしたのだが、ソラ君がなんせ体重20Kgを超えたので強制ダイエット実行中なのである。普段ならソフトクリームをおごってやるところなのだが、涙を呑んで(?)「ちょっとだけリッチなオボロ豆腐」にする。ハッチバックを開けてスプーンで交互に食わしたのだが、2匹の犬のガッツキ方が可愛かったのか祭りの人々に結構受けた。ソラ君が「この豆腐、冷たくてプリンみてえだ!」と言ったのもさらに受けたようだった。 |
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