働くのが好きかも知れない

いつもの焼き物など

焼きハンペン美味い

おでんも同時進行

2日間煮た

初炭火
 
2023年11月16日(木)「おでんでお祝い」

 来年1月でとうとう70歳になってしまう。世間とのかかわりを失くしてしまうと一気に老け込みそうな気がして、このまま現職を続けたいと思っているのだが、いかんせんハードな仕事なので70歳以降の継続には厳しいテストがあるのだ。決済も必要だ。
 視覚、聴覚の検査はもちろんだが、100mを18秒以内で完走とか懸垂15回以上、息止め1分、10Kmマラソンなどなど、下手すりゃ死ぬかもしれない高ハードルなのである。
 その他は暗算、簡単な英会話、一般常識テスト、さらには「遵法」に関する小論文などなど、もう仕事なんて辞めてしまいたくなる程の糞面倒、しかも今後はこれが毎年だ。が、わたしは頑張った。血糖値をほんの少しごまかしただけで見事合格した。
 という訳で「渡り鳥の会」兼「合格祝い」である。おでんは目出度い腹にしみるのだった。

 夜半から大荒れの天気になり、天幕にたまった雨水で夜中にテントが潰れてしまった。今更何が起きても動じないが、ま、多難な70歳代の始まりといったところだろうか。ズブ濡れになりながら、ネモッちゃんはわたしの顔を見て女難の相が出ているとのたまう。さてさて何が有るのだろう、首をちょん切られて持ち去られるのだろうか、アベサダられるのだろうか、怖楽しくて夜も眠れない。

※余談
 リコーの「GR digital U」という一番のお気に入りデジカメを持って行ったのだが、上の5枚を撮ったところでいきなりブッ壊れた。レンズが飛び出したまま引っ込まず、電源も落ちてしまった。優秀だが古いカメラなので修理に出しても無理かもしれない。ショックだ。
 おでんの中に落としたり、焚火の火が燃え移ったのなら納得できるが、撮影後にそっとテーブルに置いただけなのに逝ってしまうなんて。
 70歳を過ぎると、わたしにもこういうことが起こり得るかも知れない。風呂から上がって、さあビールだと椅子に掛けた途端、胸に強烈な痛みが走って前のめりに崩れ落ちる。心不全だ。
 70歳とはそういう年齢なのかも知れないんだなあ。アーメン。
 小林 倫博