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わたしの田舎は我家の庭である


ブロック1個98円なり

組んでゆく

いいねえ、いいねえ

年期ものパーコレーター

タキツケって分る?

冗談ですがな!
2015年09月23日(水)「 庭のカマド 」

 大災害に備えて庭にカマドを作ることにした。な訳はないが、いざそうなった時も役立ちそうなものにしたいという気持ちはある。木炭を使うのが前提だが、チョロチョロでいいからたまには焚き火もしたい。が、千葉市の条例では市街の住宅地内では基本的に焚き火は禁止らしい。
 作ったはいいが通報などされて、消防がやってきて「チミチミ、ダメじゃないか。あっ、貴様この前ガスボンベ爆発を面白がって通報した奴じゃないか! ただちにカマドを撤去したまえよ!」などということになったら壊すのが面倒だ。
 
 で、コンクリートブロックのユニット式に今の段階ではしておくことにしたのだ。

「赤いレンガなんかでできてると素敵だわ」とカミサンはいうのだが、レンガって安いのかと思ったら事のほか高い。だからこれは公園のゴミ焼場みたいなものである。組み置きしただけで隙間もまだ埋めていない。
 
 組んだら火を入れてみたくなるのが人情だ。土ふるいの中に木炭を4、5本入れて火をおこし、古いパーコレーターで湯を沸かして紅茶を飲んだ。炭火に少量の木っ端を乗せるとメラメラとよく燃えた。火挟みと火吹き竹を揃えねばなあ。

 朽ちかけた端材がたくさんあったので“たきつけ”をいっぱい作った。鉈(なた)を使うのは30年ぶりぐらい。中学生の頃まで我家では、風呂は薪で沸かしていたので慣れたものである。わたしは小男だが腕は太い。これすべて薪割りによるものだ。大鉈を毎日1時間ぐらい振り回していた。
 生粋のカントリーボーイが「東京City」なんて歌を歌っていたわけでござるよ、ハハ。


 職場のメンバーが一人倒れ、BBQの計画も中止になった。味噌会の副会長、斉藤元之の奥さんの実家が先日の鬼怒川の氾濫で罹災した。復興の手伝いに行くということで、今日(23日)予定していた“ハゼ釣り”も流れてしまった。
 ままならぬもの、それが人生だ。

 色々なことが落ち着くべきところに落ち着けば、また皆でBBQをやれる日もくるだろう。
 わたし的には誰よりも真っ先にカマドウマ君にやって来ていただきたいのだが、おそらく無理だろうなあ。本物のカマドじゃないものなあ。
 カマドウマは別名ベンジョコウロギともいうが、ここを便所代わりに使ったら来てくれるだろうか? 
 
 頭がちょっと壊れているのはですね……イワシの味醂干しを焼きながらもう飲んでいるのです。最高でありま〜す。