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股毛の子 なぎらけんいち 毛も木ノ内 | |||
2015年05月29日(金)「 夏は来ぬ 」 ここのところずっと天気が良かったので、今日も晴天だろうと思っていたのに、朝の6時過ぎからポツポツッと来た。近所の小さな川、村田川が水田への取水のため水門を閉めているので結構水深がある。スカポン探検隊を久しくやっていないのでカヌーで探検するつもりでいたのだが、天にネタをひとつ奪われてしまった気分だ。 月初めに、今月はこれとこれと……とフィールドノートの計画を立てるのだが、今月はどうやら計画倒れの感。「カヌーネタ」が2回と「ドクダミ茶を作る」と「村田川を行く」の予定だったのに根性が足りなかった。ドクダミはいくらか採取したのだが「道端のドクダミは犬たちのオシッコまみれですからね」の妻の一言で全部捨ててしまった。いま思えば「ドクダミ食らわば犬のションベンまで」の捨て身の覚悟が必要だったのでは有るまいか、と反省している。利尿作用が倍増したかもしれなかった。 こういう日は「よし、明るいうちから飲むぞ」と決めた。 すると神も呆れたのかポンと目の前にタケノコを生やした。次から次に生えてくる。勢いがすごいから靴にまともに当たると飛ばされそうだ。いわゆるタケノコ攻撃というヤツだ。 おう、食っても美味そうな真竹のタケノコである。略してマタケノコ。漢字にすると「股毛の子」だ。神の下ネタとはすさまじい。神が言っている訳だから、下品だが書かないわけにはいかない。股の毛に子供がどんどん生まれてくるとか、股からタケノコが生えてくるとか、下ネタはその人の感性だからみんなで品のいいのを考えましょう。何を言っておるのか分らない。 回し蹴りで5本ゲットした。カルビと炒めると実に美味い。孟宗竹と比べるとエグ味が強いがそれも個性である。が、家族にも食わしたいので今回は灰汁(あく)抜きをした。といっても朝一採りなので、ただ茹でただけ。これだけで全然違う。 そうそう、採ったタケノコの川剥きを、大椎八幡でした。皮を剥いてから家に持ち帰るのが達人技だ。 上空をユラユラと鳥が飛び、今年初めて不如帰(ホトトギス)を聞く。夏は来ぬだ。 ユスラウメという植物の苗が欲しい。小さな実がベリー類の味がする梅である。 |
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