幻のカメラと言われている一品。どういう訳か人気が無くて、発売から3ヶ月後には製造中止になっていた、という悲運のデジカメだ。ところがプロカメラマンたちのレビューでは非常に評価が高く(それは主に優秀なGTレンズへの評価だった訳だが)、一般大衆が欲しいと思った時には時すでに遅し、という状態だったらしい。
グリップ部に単3電池が4本入っているので、かなりごつい握り感だが、手振れ補正が無いにもかかわらずその重さも相成って手振れはほとんどしない。
写りに派手さは無いが、自然で落ち着いた絵が撮れる。動作は遅いが時々今でも使いたくなる。
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