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		ボコボコだ〜
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	２０２１年０９月１５日（水）「２泊３日の３日目」 　完璧に油断していた。車中泊は安全だろうとたかをくくっていたのだ。０３時過ぎ、異変に気付いて車内灯を付けてみると、天井におよそ３０匹のヤブ蚊が腹を黒くして体を揺すっていた。ヒャーと叫んでその中の１匹を叩き潰すと天井が赤く染まった。蚊たちの腹が黒いのは、それらがすべて血玉だったからだ。しかもそれはわたしの血らしかった。酔って寝込んだので好きなだけ吸わせてやったらしい。献血とはこのことである。 　車の天井が血だらけになるのが嫌だったので、蚊取り線香を焚く事にした。長時間焚くとのどをやられて歌手生命に影響が出るので２Ｃｍだけ折って焚いてみた。 　蚊取り線香はすごい。惚れ惚れするような勢いで蚊が落ちてゆく。老眼で距離感がつかめず、最近はなかなか手で蚊が殺せないが、蚊取り線香はすごい。日本の宝である。英語ではモスキートコイルというが、日本製のやつは、海外で飛ぶように売れているらしいです。 　まあ、物好きだとは思うが、家に戻って裸になって赤い点々を数えた。ズボンの上からも刺していやがる。シャツの上からも当然。見える範囲で１２３ヶ所であった。 「ワン・ツー・スリーだねえ！」と妻は言ったが、それが一体何だと言うのだろう。もう痒いのを通り越して痛かった。少し熱も持っているようだった。多少吐気もしたのでサバに当たったのかとも思った。ネモッちゃんにラインすると「バチが当たったじゃないですか？」と返事がきた。自分では忘れていたが、昨夜栗山川で現れた「猫姉さん」に最後は石を投げつけたのだそうだ。「この淫売が、叩っ切ってやる！」とか言っていたらしい。意味が分からない。泥酔すると武士になるのかも知れない。情けないったらありゃあしない。きっとさらなる祟りがやってくる気がする。 　軟膏のムヒと１０００円もする塗薬を塗ったくって、丸１日寝て過ごした。それでも自撮りする元気はまだ残っていたんだな〜これが（笑）。ウハ！　念のために言うが、醜いのでクリックしても写真は大きくなりません。
	小林　倫博