2023年07月26日(木)「危険な暑さの中で」
熱中症にかかると、それ以降の5年間の内に白内障になるリスクが4倍になるそうである。原因として考えられるのは、眼球の中の温度が40度以上になったことの後遺症だそうである。まさしく「危険な暑さ」だ。
ブドウの木が枯れてしまったことは以前書いたが、残された鉄パイプの棚材の使い道を思案していたら、妻からリクエストがきた。蔓バラの棚が錆びて崩れそうだから丈夫なやつを作って欲しいという事らしい。すでに有る材料で、違う形のものを作るだけだから金はかからないし、見てくれは気にしないというのですぐに取り掛かればよかったのだが「見てくれを気にしない」という条件が今一つ腰が重い原因にもなってしまっていた…ような気もする。アーチストのプライド(?)のようなものだ(笑)。
倒れたままで放置されたバラの木を見て、ちょっと気の毒な気がした。死にかけたレモンの木も復活したし、サクランボも1本は助かった。ここで新たな死人を出すわけにはいかない。わたしは昔から木を擬人化する癖があって、夜な夜なすすり泣く木々の声を聞くことができるのである。
暑さより直射日光の中に放置されていた鉄パイプが熱かった。両手の平が軽い火傷。古いアーチ型のバラ棚が簡単に外れなくてグラインダーで切るしかなかったのだが、火の粉が軍手に飛び火してまたまた火傷、さらに刃が指に当たってあわや切断かと肝を冷やした。
火傷をするたびに冷水で冷やし、指を落としそうになって肝を冷やし、なにかと体を随時冷やしたおかげで、熱中症にはならずに事なきを得たのであった。
やっぱり出来ばえは悪い。下半身が貧弱なせいか、揺するとぐらぐらして蹴とばすと壊れそうだ。椎間板ヘルニアの時のわたしのようである。腰が引けてなよっとしていて世界で一番弱い男って感じ。何本か補強材を咬ませないと使えない。わたしの下半身にも今度補強材(?)を入れたいものだ。
折れない下半身! あ、違う話になりそうなのでもう止める。 |