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Geocities⇒Sakura Internet |
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自分だけは大丈夫と思ってはいけない |
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いつもの散歩道ですよ |
通り抜けられません |
AUのアンテナ塔もヤバイ |
いつもの村田川 |
26日午後まで濁流だった |
チバリーヒルズの脇道 |
ここもいつもの散歩道 |
竹林も崩れた |
我が家から目と鼻の先 |
いつ何が起きるか分からない |
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2019年10月25日(金)「経験したことのない大雨」
最近の天気予報は「未曾有の〜」とか「かつて経験したことのない〜」とか「命を守る行動を〜」などと、ずいぶん昔と違った表現をするようになったなあとつくづく思う。ちょっと文学的でドキッとしますね。
温暖化だけが原因なのかよくは分からないが、確かに被害の大きさだけで見てゆくと気象状況は年々ひどくなってきているような実感があるのは確かだ。
「温暖化がこのまま進んで、南北極地の氷がすべて解けた場合、全世界の海面が60mも上昇するんだぜ」などと言われても絵空事のように聞こえていたものだが、最近は遠からず現実味を帯びてきたようにも感じる。ベネチアだって水没しかけているし、ヤバイのである。
台風15号の強風で我が家の雨樋と葡萄棚が行方不明になった。そんなのは被害の内にも入らないが、風速58mは恐怖そのものだった。テレビで見たが、車が路上をゴロゴロと転がされるのだ。
続く台風19号は千葉にとってはかすった感じで救われたが、東北方面に甚大な被害を与えて死者数も90人に近いようだ。台風がなんでこんなに大きくなってしまうのか信じられない。ミリバールも昔より低くなっている感じ。
そして千葉県を中心に今度はすごい量の雨。一晩で例年の1ヶ月分の雨だったそうだ。千葉県と言えば今まで割に災害と無縁だった気がするが、その報いだろうか。
わたしの住む千葉市緑区でも崖崩れで民家が潰れて死者が2人出た。我が家からすぐの所だ。
犬の散歩コースにある村田川も氾濫した。水没して流された軽自動車の中で、わたしと同い年の老人が遺体で見つかるなど悲惨な事例もあった。結局今回の大雨で、千葉県全体で計10人が亡くなった。
近隣の住宅街でも小さな崖崩れがいたるところで起きていた。アスファルトの下がえぐられて陥没、片側通行になっている道路も多く、修復は未だ進んでいない。私有地がからんだ道路はさらに遅延気味で、費用を誰が負担するかで地主と行政の折り合いがつかず復旧の見込みさえ立たない現場が多数あると聞く。
今後、50年、100年に一度の災害ではなくなっていくのだろうか? 毎年さらに大きな台風が起きるのだろうか?
命を守るためには、河も海も無い無粋な土地に、鉄とコンクリートで固めた要塞のような建物を作るしか方法の無い時代が来るのだろうか? 日本は小さな島を寄せ集めたような国になるのだろうか?
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