さすがに寒くて魚の反応はなかった
2009年11月29日(日)「 川を見に行く 」

 地図で調べていて、近所の用水路のような川にも名前が有ることがわかった。村田川という。コンクリート製の橋などには○○橋、○○川、竣工昭和○○年などとよく書いてあるものだが、その類も今まで見たこともなかったのである。
「下流は、少しは太く・深くなっているかもしれない。フライでオイカワ釣りができるかもしれない」と期待をいだきつつ、地図上でだいたいのめぼしをつけて市原市までスーパーカブで川筋をたどった。少し迷ったが巨大ショッピングモール「ユニモ」の脇に出た。以前フィールドノートに登場させたことのある長柄ダムから流れ出る水系とも途中で合流して流れて来ているらしい。東京湾から7〜8Kmだろうか。鴨たちが悠々と遊ぶいい川である。人家の少ない田畑の間を流れてきただけあって、ドブ川ではなく土に浄化されて“田舎の小さな川”の様子を呈しているのが実にいい。水もきれいだ。瀬も深みも淵も一応ある。わたしの期待は数倍に膨れ上がった。春になったら娘を1番に連れてこよう。

 現状で氾濫も土手の侵食も無いのであれば、護岸工事など行わず是非今のままの環境を保って欲しいとひたすら願うばかりだ。今我が家からもっとも近い「ベスト・クリーク」である。




               




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ショッピングモール「ユニモ」のすぐ脇を流れる

川幅約6m。このくらいだと楽にフライが届くので楽しい

鴨たちが「渡り」をせず、居座って繁殖をしている

農業用水の流れ込みが多数ある。汚れてはいない。

「瀬のようなもの」がある。魚が集まる場所だ。

川幅が場所によってまちまちなのが実に自然である。

川底の様子が見てとれる。きれいな砂地のようだ。

「かいぼり」もできそうな瀬。釣りも魚獲りもいい。

冬なのに30Cmの亀が泳いでいた。幻覚だったのか?

全体の景観。駐禁なのでバイクが断然有利だ。
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