2012年5月16日(水)「 川工事を見に行く 」
腰は痛いし、もう歳だし、いつまでバイクに乗れるかまったく自信が無いのだが「その方がやっぱりお得だよなあ」と“ケチの一念”で自賠責保険の更新を3年間にした。「男はやっぱり二輪だぜー」と杉ちゃんも言ってるような気がしたからだ。さあ頑張って乗るんだぜー、ワイルドだろー。
栗山川の工事の様子を見に行く。3.11の津波で護岸の一部が切れたのと、大破した木道の修復工事だ。カヌー遊びをするのにうってつけの場所だったのだが、工事中はおそらく車が止められない。で、駐車できる場所を別に探すのも今回の目的のひとつだ。
それと、バイクの利点を活かして、川土手を上流まで遡ってみるのもひとつ。
結果は……写真の通りである。5Kmも行かない所に、巨大なゴムチューブ式の堰があるではないか。まあ空気を抜いてしまえば水の流れは復活する訳だから、コンクリートのダムよりはましだが、やっぱりちょっとがっかりした。堰の上流は淀みになっている。バス釣りのメッカとはこういうことだったのかと納得はしたものの、せっかく鮭の遡上する最南端の河川なのだから自然のままにしておいて欲しかったなあと思うのだ。
上流に紫陽花のきれいな場所があるらしいのと、国体の時に作られたスラロームカヌーのコースがあると聞いていたので、そこまで行ってみるつもりでいたのだが、川土手上の道が途中で切れてしまったので断念してしまった。ゴム堰を見てしまった後ではやはり気がそがれてしまった気がする。ネットで検索してみても、カヌーで流れ下れるような川は千葉県には無いようだ。山が無いから仕方が無いのだけど。
気持ちがやや海に傾きつつある。房総半島を南下すれば海も幾分穏やかになり、シーカヤックで無人島めぐりなどがができるような所があるらしい。が、海には海用のカヤックでないとなあ……。
立入り禁止の近所の沼にササッとゴムカヌーを浮かべて、ササッと漕いでササッと引き上げる“ゲリラカヌー”もワイルドだぜえー! と杉ちゃんは言ってないけどオモシロそうだ。やってみるか。
mk
コンクリート護岸の内側に人工の葦原を作ったらいいのになあ。