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写植職人は袖カバーをしているのだ | |||
2018年02月28日(水)「活版印刷機」 「早く作ってみせてよ!」 朝、出がけに娘が何だか不服そうに言った。ちょうど1ヶ月前の誕生日に彼女がプレゼントしてくれた雑誌“大人の科学”の付録「活版印刷機」のことである。 Webで検索すると非常に評判が良くて、この印刷機についてのブログがたくさんあるのだ。確かにこのデジタルの時代に、1文字ずつ写植して版を作っていく楽しみは他では味わえない。勿論わたし的にも興味深々なのだが皆さんのブログを読み込んでいって分かった事があるのだ。それは付属している文字がひらがなと英数字しか無いということ。しかも1個ずつのみだ。 つまり「じじばば」とか「みみくそ」とか「ふともも」とかは刷れないという訳だ。名刺にふとももとか書いてあると実に楽しくコミュニケーションが取れると思うのだがなあ……。2度刷りすれば出来ないことはないがそれはそれで面倒臭い。 ま、それが1ヶ月経ってしまった理由・言い訳である。 組み立ては30分でOK。誰がやってもそんなものだろう。あとは全て工夫次第……といったところだ。文字色を変えたり、消ゴムハンコなどとコラボさせればなかなかにコジャレたものが作れそうではある。 他の人の記事には書いてないが、個体差があるのか文字盤の穴が微妙にゆるくて写植した文字がローラーが撫でる度にポロポロ落ちるのにはちょっと閉口した。一瞬イラついて精神衛生上実に宜しくない。 せっかくの素敵なアナログの世界なのに、いくらおもちゃとは言え基本的な性能は押さえて頂きたい。それとこのセット、結構売れたらしいのでオプションでカタカナや漢字の文字を販売していただきたいが、まあ無理でしょうかねえ。 |
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