冬のボサノバ
白い雪の朝 僕らは そっとボサノバを聴いた
甘い 小指 絡ませて
つま先でリズム刻みながら 青い約束をした
固い 背中 震わせて
お互いの 夢が叶うまで 会わずに 走りましょうよと
真冬のボサノバ 切ない 真冬のボサノバ さみしい
笑ってばかりいると 愛も生きる目標も
失くしてしまう気がしていた
テレビドラマで君を見たのは 2年後のことだった
せりふ 無しの エキストラ
ギターの爪弾きフッと止めて 面影を探してた
強い 瞳 変わらない
もっと上を 目指してるんだね 僕はもうあきらめたけれど
あの日のボサノバ 悔しい あの日のボサノバ 歯がゆい
一つに決めるよりも もっと探していたいと
そんな気もしてはいたけれど
真冬のボサノバ 切ない 真冬のボサノバ くやしい
大きすぎる夢なら なおさらいっしょの方が
頑張れると思ってたけれど
ラララ ラララ
僕の夢は君そのものだった
ラインはまだ繋がりそうだけど
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