Yahoo!JapanGeocities Top
1日仕事になってしまった

毒々しい赤

犬走りに並べた

唐辛子の館だぜ

裏庭悲惨

90リッター袋×6個

命だけは助けた
2016年10月15日(土)「 冬が来る前に 」

 冬支度という訳でもないが冬が来る前に裏庭をなんとか片付けなければならない。台風9号にボロボロにされて以来、そのままになっている。ブドウ棚が落ちかけているので、かがんで歩かないと葉や蔓が頭に触るのだ。うっかり夜などに歩くと、首に蔓が巻きついて首吊りになってしまいそうなのだ。殺人に利用する手もあるが、今のところ殺したい奴はいない。

 以前、冗談ではあったのだが唐辛子類が完熟したら犬走りに並べて「唐辛子の館」と呼ばれるようにしてみたい……と書いたが、今回見事に毒々しく完熟したので実際に並べてみた。室内から通行人の会話に耳をすましていたら、案の定気が付いてヒソヒソとしゃべっている。ただ残念なことに「館」ではなかった。「唐辛子の“家”」とか呼んでいる。館というのは何坪からだろうか?
「あらイヤだ! ババネロ(婆寝ろ)ですって、失礼しちゃうわね」
「奥さん…違う違う、ハ・バ・ネ・ロ!」
 結構楽しめるのだ。

 時期的にちと早いがブドウの枝葉をもう落とすことにした。来年の実付きに影響がありそうだが、大鉈をふるうつもりでかからないととてもじゃないが片付きそうにない。ついでに「プルーンだと思って育てていたのに一向に実が成らない花桃らしき木」もついに切ることにした。ゆうに3mを超え、それにブドウとナニワノイバラが絡んですごいことになっている。お隣さんがズボラな人で助かっているが(隣は草ボウボウ)いつまでも甘えてはいられない。桃色の花は綺麗だが、花のあとのアブラムシのしょんべんには気が滅入る。

 ゴミの日に出せるように、ブドウも花桃もすべて15Cmほどの木っ端にした。太い幹はチェーンソウで切ったが小枝は剪定バサミでの手作業だ。おかげでせっかく治りかけていた肘がまた壊れた。言い訳になるが、利根川の「香取から椎柴まで」はまたまた先送りの予感。冬が来る前には実行したいのだが。
 もうひとつ「江戸前を釣る」というのも楽しみな企画。東京湾でよく釣れるらしい場所を教えてもらったので是非とも行かねばならない。肘が痛かろうが、釣りぐらいならまさか死ぬこともあるまい。
 気分は「火事場の便所」である。その心は「ヤケクソ」だい! てやんでえベラボウめ!