Yahoo!JapanGeocities Top
Fieldnote 2017 不味いものにも味はある。極意だ。
紅はるか 最近の直販店で売っているのはほとんどこれです。甘味と噛み心地のバランスが絶妙。
乾燥芋用 品種名ではないけれど実に昔ながらの味で、噛むことで甘くなるタイプの芋なのだろう。
安納紅 蜜汁が多すぎて乾かないほど。しかし口にして驚いた。干し柿のアンポ柿と同じ味です。
安納芋 ねっとり系芋のブームを作った代表選手。種子島出身。思ったほどジュクジュクしてない。
シルクスイート 名前の通りきめの細かさ。蒸したものはそのままパンなどに塗れそうな感じだ。
クイックスイート 品種名の英語がよく分らない。素早く甘くなるのだろうか。感じは分るけど。
鳴門金時 ホックホック系の芋だと思っていたが結構いけている。が何故か3日でカビた。
紅あずま ホックホック系の代表のように言われているがなかなか健闘。甘味はあまり無い
千葉むらさき 紫系は元々あまり甘くない。お菓子の色付け用だが、噛んでいくうち美味くなる。
紅ほっくり 蒸したてを食べるための芋ですからね、干したわたしがバカでした。レンジでチン。
くりさつま 蒸したての味と食感は栗そのもの。つまり干してしまうと歯が立たない。犬にやった。


2017年12月17日(
日)〜28日(木)「干しに干したり」

 ひょんなことから干し芋作りが始まって、買い漁ったせいで芋コレコションもどんどん増えて「ええい、どうせなら全部干してみるべし」となってしまったのだった。11種類の芋を、蒸して乾かして味見をして、とうとう本日28日である。大変面白く、10日以上も遊ばせてもらった。
 途中で「紅はるか」が最適だということが分り、家人(犬含む)のリクエストもあって、この実験(?)とは関係なく、別途「紅はるか」の干し芋を10本ほど作っているので、わたしの腕はもう職人並になっている。ビーフジャーキーも正月用に第2弾を作っている最中だ。
 ♪干して干して干して干して干して 回って回って回って回る〜♪

 男も女も、いやすべからくそうだが、何でも一度は干してみないと分らないものなのだなあ。いやいや、勉強になった。