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今日はハイカーであります

気づくの遅いです

8台ぐらいでいっぱい

手掘りらしい

トンネルが続く

勝場港だと思う

ここは長くて崩れそう

ゴトガエリという場所?

登る登る

篠田梯次郎の句碑

名前は分らない

手弱女平(たおやめだいら)

海中展望塔が見える

結構波がある

これがヒトツヤマ?

わたしじゃありません

黄昏の丘から

大杉神社ネ

お賽銭あげました

鵜原海岸

砂浜から出艇できそう
2018年05月25日(金)「ほんとうの鵜原」

 Google地図で「カヤックでしか行けないキャンプのできそうな良い入江は無いかな?」などと呑気に探していたところ、突然とんでもないことに気がついた。
「最近は鵜原の海を漕いでいるジョン倫次郎である」などと偉そうに書いていたのだが、よ〜く見てみるといつも行っている尾名浦海岸辺りはじぇ〜んじぇん“鵜原の海”じゃなかったのである。
「勝浦湾じゃねえかよ〜!?」
 思い込みとは恐ろしいもので、2014年に初めてそこを訪れた時からずっ〜とそう思っていたのである。もちろん尾名浦も素晴らしいし、世界の海はすべて繋がってはいるのだろうが、恥ずかしいなあ。反省あるのみだ。
 で、我ながら実に素直なお爺さんになったなあと最近残念に思うのだが(笑)、ほんとうの鵜原の海を見聞したいと思い、今日早速「鵜原理想郷」にハイキングに行ってきたのだ。しかも観光案内板を見ながら、きっちりコース通りに回ってきた。偉いだろ?
 と言うより……カヤックも持っては行ったのだが、強風で出艇出来なかっただけなのである。トホホ。

 ハイキングコースの距離はせいぜい2.5Kmと言ったところだが、高低差があるので結構な運動量。二汗ぐらいかいた。とはいえ、ゆっくり回っても1時間で終わり。ちょっと物足りないぐらいだ。順路看板があちこち設置されていて完璧に観光地。
 そんな中、コースから枝分かれしている小さな脇道が何ヵ所かあったので、てっきり浜辺に下りる秘密の道だと思い嬉々として入り込んでみたのだ。しかしその先に有ったのは断崖に建つ古びたボロボロの別荘。海辺の建物は痛むのが早いのだろうか、寂れていて、ひっそりしていて、まさしく隠れ家然としているのであった。灯りは点いていて人の気配は有ったがかなり不気味な雰囲気、軽井沢などとは異質の別荘地だった。
 大正時代末期、鉄道大臣の秘書が大臣村の建設を計画し、大臣自らが「理想郷」と命名、結局大臣村は実現しなかったようだが、後に与謝野晶子や三島由紀夫たち作家に愛されることになった。下世話な世界と隔絶した、製作に没頭できる理想郷だったのだろう。

 “たそがれの丘”の正面に位置する辺りが外房シーカヤックの定番コースらしい。横縞模様の断崖絶壁が霞んで見えていた。
 波と風次第ではわたしのオープンデッキカヤックでも行けるかも知れない。鵜原海岸の西端から出艇すれば最短距離で近づける気がするがどうだろう。時期も問題だ、なんせ海水浴シーズンには毎日500人近い客でごったがえすらしい。そうゆうのはご免こうむりたい。

 そうだなあ、海が駄目なら亀山……というパターンも作っておかねばなあ。ここから亀山ダムはそう遠くない。