俺は決めた

渋い神社だろう？

オジサンと小娘

誰もいません

お賽銭￥８００入れた

尻尾を立てろソラ！

２０１７年０１月０４日（水）「初詣の誓い」

　飼い犬のソラ（空）の尻尾が下がってきた。美しくピンと立った尻尾こそがビーグル犬の特徴なのに、なんたることであろうか！
　２０１０年の１月３日生まれなので７歳になったばかりだが、まだそれほどジジイというわけではない。×７倍が犬年齢の目安らしいから、人間でいえばバリバリの４９歳といったところだろう。
　では何故に尻尾が下がってきたのか？　ズバリ、散歩に飽きたのである。イヤ、元い、散歩のコースに飽きているらしいのである。それが証拠に、初めて踏み込む山道や車で遠出する場所などでは、嬉々として尻尾がピンと立っている。

　幼犬の頃、２時間も３時間も散歩で連れ回したので、もうすっかり近所を知り尽くしているのだ。
　もう１匹のキラ（星）はまだ４歳なのでまだまだ近所でも面白いらしく、尾も白い。いやいやピンピンに立っている。雉なんか見つけようものなら半狂乱である。牝犬のくせに最近は足を上げてのマーキングまで覚えた。牝の方が猟には向いていると言われるが、まさしく激しく尻尾を振りながら鼻の皮が擦りむけるまで獲物を追って走る。
　ソラと遊びたくてチョッカイを出すが、ソラがそんなあんばいだから、つまらなそうにしているのだ。いかん、これではいかんのである。

　今日（４日）、やっと初詣に行ってきた。とは言っても近所の大椎八幡宮である。２頭の狛犬の石像があるせいかどうかは分からないが、犬連れでお参りに来る人が多い。
　犬を繋ぐための杭がわざわざ多数そこらじゅうに打ち込んであって、とても便利なのだ。さすがに４日ともなると、参拝客はわたしを含めて３人だった。神様を独り占め出来た気分になった。なるかい！！

「犬たちのために、特にソラのために今年こそ車をもう1台買いたいと思います。なにとぞ良きご縁にお導きたまえ～ジャラジャラジャラ～パンパン～チャリリ～ン」
　ソラの尻尾がピンと立っている。人間の言葉の中に自分の名前が入っていると、おおよその内容がつかめるらしいのである。賢いなあ、親バカだなあ。