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Fieldnote 2017 ミカン狩りそんなに食えるもんじゃない

先ずはウナギだ

フグの唐揚げ、美味

房総十字園

一人でどんどん行く

初めてのポーズ

ヒョウタン工作会
2017年11月04日(土)「大人のままごと」

 豚味噌の会の玲奈ちゃんと3ヶ月振りの“食遊”である。今日は「鰻&ミカン狩り&ヒョウタン工作会」の3本立て。爺さんには1日・イベント3本が限界なのである。

 話は急に変わるが以前彼女に質問したことがある。
「なあ、玲奈ちゃんにとって俺は何なんだ?」
「何ですか急に?(笑)」
「いやあ……やっぱ一人の男として見てるのかなあと思ってさ」
「いやだ〜、ムリムリ、お母さんと同い歳ですよ!(笑)」
 ごもっともな話である。

「“第2の父”ですよ会長は!」
「父? お父さん、いるじゃないかよ?」
「だから第2の父なんですよ。会長みたいな面白い人が本当のお父さんだったら良かったのになあって」
「…………」

 その日以来、わたしも彼女を“37歳の時にできた末娘”と思うことにした。あ? こういうのって“ままごと”って言うんじゃなかったか? 幼児たちが「○○ちゃんはパパ、私はママ、○○ちゃんと○○ちゃんは子供たち。いい? わかった?」という感じで遊ぶ、あれだ。
 もっとも、わたしたちの場合は、父ひとり娘ひとりの「父子家庭」だけど(笑)。


 という訳で(?)、バーチャルとはいえ親子関係である以上、キッチリその気になって教育しなければならない。目に入れても痛くないほど可愛いが、すでに目の中には絶対入らない大きさに育ってしまった。
『本日の父としての教育的指導』
1、ウナギを食べさせてやろうとやっと見つけた鰻屋で“天丼セット”を頼んでしまうのは「親の心子知らず」そのものである。おまけに「ウナギってそれほど好きじゃないの……」なんて口が裂けても言ってはならない。先に言ってよ〜!
 食べログでもなかなか評価の高い店なんだぞ、小倉智昭さんなんかもゴルフ帰りに寄ったりするらしい有名店なんだぞ。
 とはいえ……単品で追加注文した“フグの唐揚げ”は絶品だったネ〜、デレ〜。

2、満腹過ぎて眠くなり、せっかくミカン狩り(食べ放題)に来ているのにフワフワしてるってのもいかん。寝てんのか起きてんのか分らん。さらに、徐々に機嫌が悪くなるなんてのはもっての他だ、言語道断。
 それよりも「樹になっているミカンはかたく、チョッピリ酸がありますが、約30℃の温度で2〜3日くらい置くと熟成して甘くなります」という注意書きはおかしい。だって、もぎたてを食べさせてお金を取っている訳でしょ……なんだよそれ! 
 玲奈ちゃん、よく気が付きました。褒めてどうする!

3、「今日も色々とありがとうございました。ヒョウタン工作が楽しかったで〜す」とすぐにお礼のラインを送ってくるのはいい行動だ。そこは褒める。がしかし、美味しいものを一生懸命探しているお父さんの気にもなってみろ「○○がとても美味しかったです、また連れてってね」ぐらいは言うもんだぞ。そういう気遣いがないと彼氏なんか永遠に出来ん! 出来なくていいけど。
 が……インドアの方が好きで、出来れば1日中でも犬とジャレていたい気質(たち)なのに、わたし目線でアチコチ外ばっかり引っ張り回してすまなかった。「子の心親知らず」とはこのことだな、許せ。

 次の“食遊”は懐石料理にしましょう。「美味しいものをちょっとずつ」の方が体にもいい。ちょっと切ないが“大人のままごと”を極めてみますか?


※資料
うるいど八幡屋(うなぎ、海鮮、大小宴会)
市原市潤井戸1307ー20
ウナギが特に有名らしい。ちょっと値段的には高いが、高いだけのことはある。旨い。

房総十字園(みかん狩り)
市原市海保1084
妻からの情報で知ったミカン農園。「連れてってあげたら喜ぶよ」の一言で今回採用。¥500で食べ放題。コストパフォーマンスは抜群に高い。くれぐれも、腹を空かせて行くべし。