次は煮込みハンバーグもいいなあ

じゃがバターも有り

軟式ボールぐらい

シャケは遡りません
 
2025年06月12日(木)「初めてのハンバーグ」

 ネモッちゃんが「奥歯が少し痛むので柔らかい物にして欲しい」というので、今回の“渡り鳥の会”のメイン(締め?)はハンバーグである。出来合いのものを買っても良かったのだが「ハンバーグなんて簡単だから作ってみたら?」と妻がいうのでそうすることにした。皆の言いなりで、なんだか主体性のない最近の爺やである。
 豚ひき肉と玉ねぎのみじん切りを半々ぐらいにしてパン粉はごくごく少量。その代わりに卵をいれて“つなぎ”にする。アルミホイールで包み、軽く火を通しておいて現地で本格的に焼こうという算段だ。美味しいデミグラスソースのメーカーを妻に教えてもらった。
「そのソースをかければどんなんでも美味しくなるから」とのこと、どう答えていいか分からない。

 今回も20分間キャッチボールをして一汗かいてから飲み始める。とても清々しい。ひととおり飲んでから、もう一度第2ラウンドのキャッチボール大会があるのだが酔いが回るのが早まって酒量が減り健康的だ。まったくもっていいアイデアである。
「71歳にしてはいい球投げてますよ」ネモッちゃんは褒め上手、ま、悪い気はしない。

 ジュウジュウと音を立てるハンバーグは実に美味かった。味良しボリューム良し。さっきまで投げていた軟式野球のボールぐらいはある。箸で簡単につぶせる。新玉ねぎを使ったので結構水分が出たようだった。狙い通りである。
「あ!歯がぜんぜん痛くなくなってますワ、このハンバーグ飲めますねえ」
 どう答えていいか分からなかった。
 小林 倫博