2022年07月20日(水)「ギザ刃包丁」
1年ぐらい前にDIYの店で1本だけ売れ残っているのを見かけて「これはいいかも知れない」と思ったのだが、聞いたこともなかったので、その時は買わなかった。何日か後、その気(?)になって同じ店に行ってみだのだが既に売れてしまって無かった。包丁の話だ。
名前とかメーカーとかメモっていなかったので、その後ずっと探し続けていたのだが見つからなかった。覚えている事はただひとつ、刃が細か〜いノコギリ状だということだけだった。
「ノコギリ包丁」「ノコギリ刃包丁」「研ぎ不要包丁」「ピラニヤ包丁」「ノコギリ刃」…ネットで検索したがどれもヒットしなかった。出てくるのはWパン切り包丁”とW冷凍食品用包丁”とW波刃包丁”ばかりだ。血眼になって探した訳ではないが、折にふれ検索を続けた結果「ギザ刃」という未知の言葉を見つけた。なんということであろうか! ギザギザの刃だからギザ刃なのである。近所の子供に聞けばもっと早く見つかったかもしれない。
「パール金属 研がないギザ刃三徳包丁 送料込¥2200」
パール金属と言えばアウトドアメーカー「キャプテン・スタッグ」の親会社だ。コストパフォーマンスが非常に高い。他のアウトドアメーカーのほとんどのグッズをOEMでここが作ってるんじゃないだろうか。新潟県燕市のメーカーだ。
早速使ってみた。流石である。野菜類はスパスパ切れる。トマトの皮もきれいに切れる。見事なまでの切れ味である。これで研ぐ必要が本当に無いのだとしたら¥2200は滅茶苦茶安いといえると思う。いつまで続くかが密かな楽しみになるぐらいの切れ味だ。ただ、生姜のような繊維がやや硬くて細いものは、繊維がひっかかって切り口がやや美しくなかった。それぐらいかな欠点は?
刺身OK、肉類OK。ギザギザがもう1段階細かくできれば、繊維質のものでも切り口が美しく仕上がるだろうと想像できる。
ボケ防止に料理はすごくいいらしいので、ここのところ毎日料理をしている。行きつけのスーパーに無料の「お料理カード」が置いてあるので、全種類もらってきた。酒のツマミ程度のものが多いが、これ全部作ってみようかと思っている。
包丁が切れると料理が楽しい。おお! 名言じゃないですか! 昔から、日本橋「木屋」の鋼の包丁を1本持つのが夢だったが、またまた先のことになってしまいそうである。あ、もうそんなに先は無いのだけれどネ(笑)。
|