ハニカム何たらで432万画素、というのが「売り」だった。たしかに2400×1800ピクセルの写真が撮れたが、密度やら色のコクみたいなものが薄い。ただ斬新な形が面白くて結構使った。
電池の消耗が早いのも特徴で、いくら単三が使えるとはいえ閉口した。まだエネループが出る前で、当時の単三型充電池は自然放電しやすいので使えず、電池をいつも10本ぐらい持ち歩いた。そうそう、鹿児島に帰るフェリーの中で電池の自動販売機が狂って、単三がいっぱい出てきたことがあって、大いに役立った。ま、ネコババだが、わたしの頭の尺度で言えば「ネコババは幸運の一種」である。
座右の銘も「棚からボタモチ」である。
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