隣家の奥さんが最近妻に聞いたそうである。
「おたく、犬を買ったの？」
妻は犬の吠える声がうるさい、という意味の苦情だと早トチリしたらしい。
「すみません、うるさくて。まだぜんぜん躾ができてなくて本当にごめんなさい」
隣の奥さんは大笑いしながら言ったそうだ。
「ちがうのよ〜、そうじゃなくて旦那さんが大きな声で一日中“おすわり”とか“お手”とか言ってるから誰に言ってるのかって思っただけなのよ〜！」
犬にじゃなくて妻に“おすわり”とか“お手”と言っている方が話としては面白いが、まあ得意の脱線は次の機会に。
という訳でだ、かくのごとく最近のわたしは実にまじめに“犬一筋”の生活を送っているわけなのである。で更新も滞り、これが約２ヶ月ぶりというテイタラク。
しかしである。まんざらだらしないばかりでもない。体重が８Ｋｇも減ったのだ。６８Ｋｇあったのが、さっき計ったら６０Ｋｇになっていた。体が軽い。動きが軽快である。全力疾走ができるようになった。「イヒヒッ！」ってなもんである。
わたしはこの減量法を「ビーグルダイエット法」と呼ぶことにした。本も書こうかと思っている。
１．犬はビーグル犬に限る（とにかく走りたがる。小動物を追っていなくなることが多々あるらしい）
２．仕事のある日の散歩（午前５時から１時間、超早歩き）
３．仕事のない日の散歩（午前６時から２時間、早歩き。午後６時から１時間、早歩き）
４．仕事のない日の遠足（不定期、３時間ぐらいの遠出、普通歩きで休まず散策する）
５．朝食（茶碗半分の米、少量のおかず）
６．昼食（茶碗１杯の米、相応のおかず）
７．夕食（豆腐１丁、相応のおかず）
８．飲酒（休日しか飲まない。ツマミは野菜、魚、果物など）
９．心構え…愛犬が腹をすかしている（肥満防止の為）のに、飼主だけ満腹していいはずがないじゃろ。
９月中に５５Ｋｇまで落としたいものである。聞いた話だが、歳をとって新陳代謝も落ちた体、つまりわたしぐらいの年代（５６歳）の１回の食事は御寿司２個ぐらいでいいらしいのだ。
人間は無駄なものを、恐ろしいぐらい大量に食べている。
ｍｋ
