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わたしはスーパーカブでいいや | |||
2016年03月13日(日)「全日本トライアル選手権」 テレビや雑誌で見聞きしたことはあっても、この競技を生で見るのは今日が初めてなのである。だからここでわたしが何を書いても、おそらく“知ったかぶり”の域を出ないような気がするのだ。こういう時は5W1H形式でまとめてしまうのが一番だ。 写真をたくさん載せたので、それで雰囲気だけでも感じて頂けたら幸いである。 When : 今日のことだ Where: 茨城県桜川市真壁トライアルランドで Who : 将軍様と鍵奉行(わたし)が What : 全日本トライアル選手権を観戦した Why : そりゃ〜まあ面白そうだったからだ How : 寒さにブルブル震えながら “知ったかぶり”はダメだが“知らんぷり”もちょっと寂しいので、やっぱり“知っちゃったこと”を少しだけ書いておきたい。 競技場の巨大な岩や崖のえげつない角度を目の当たりにすると、人間は「スゲエなあ」とか「怖えなあ」とか「馬鹿だなあ」とか言いつつ、逆に強い興味をも抱いてしまうことが今日わかった。 上から見下ろすと命綱をつけて這って降りるのさえ無理なように感じる。そして笑ったりもする。 ライダーは国際B級、国際A級、国際A級スーパーという3つの階級でゼッケンが色分けされていて、さらにそのゼッケンのナンバーが前の大会の順位ということなので、どの選手がハイレベルな技術の持ち主かということが素人目にもよく分かるようになっているのだ。 観戦スタイルとしては、ゴルフの試合でギャラリーがプレイヤ一と一緒にコースを回って行くじゃないですか? あれと同じ。 採点は減点方式で、片足ついたらマイマス1点、両足がマイナス2点……マイナス5点で失敗である。 国際A級スーパーのゼッケンナンバー1番、2番、3番なんて選手はやはり実にテクニックが安定していて5m程の複雑な崖でもバイクを立ち乗りでコントロールしながら一度も足をつくことなくクリアしていくのである。ウッソ〜ッ! というぐらいすごいのだ。 モーターバイクのレースでモトクロスという種類が別にあるけれど、こちらは物凄く体力が要るらしい。いわゆるダートコースのスピードレースだ。それに比べてこのトライアルはテクニック勝負だということで選手の年齢層がとても広いのだという。老人(?)でも始められるということだ。実際、今回の出場者も下は12歳から上は61歳までと幅広い。もっとも61歳になってから始めた訳ではないだろうけど、お二人いらっしゃった。 将軍様はわたしに「やってみなよ」と言うが、わたしは腰と背骨と根性と財布が潰れているので、とてもじゃないが無理だ。 と、レディースも新たにできたらしい。女性で興味のある方は挑戦なさってはいかがだろうか。公道を走る訳ではないので二輪免許は不要。 人生のガレ場を疾走するための良い訓練になるかも知れない。あらら! 人生を“知ったかぶり”しちゃいましたなあ。 |
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