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すっかり“テレビ爺さん”


現在、一部キャスティングが変わってます

警察学校の学生が事件を解決する

青椒(チンジャオ)いわしにぎり
 
2020年08月31日(月)「8月のお気に入り」

 先ずはテレビドラマから。コロナで延期になっていた「アンサング シンデレラ」がやっと放送になって、石原さとみチャンが期待通りの可愛さ。毎週録画した後、酒のつまみに繰り返しくりかえし2〜3回は観ている。毎回感動的な話で感動するが、ちょっといい話過ぎて最近少し食傷気味だ。ひねくれた人(わたしを含む)は「世の中、そんないい奴ばっかりじゃねえよ!」と言いたくなる。美しすぎるのだ。エグ味がちょっと欲しい。

 もう一つテレビ。アイドル主役なのでどうかな? とは思っていたが、意に反して滅茶苦茶面白い。こちらは録画後4〜5回は観ている感じ。深遠なメンタルドラマじゃないから何回みても楽しいのだ。アクションが本気モードなので迫力がある。きっと擦り傷、打撲傷が絶えないだろうと思う。若いという事はもうそれだけで好かれる要因になるんだねえ。事件の内容が2転3転するので、ついテレビの音量を大きくし過ぎて、しょっちゅう妻に怒られるのだ。

 3つ目はスシローの新しい創作寿司。スシローでは著名な料理人のプロデュースによる創作寿司を定期的に出しているが笠原将弘さん(「賛否両論」というお店のオーナー兼料理人、日本一予約の取れないお店として有名)の「青椒(チンジャオ)いわしにぎり」というのがことのほか美味い。イワシが生なのがいい。さらに炒めピーマンとイワシがものすごく相性が良くて、記憶に残る味とでもいいましょうか、今までに経験したことのない新鮮さなのである。


 経験したことのない雨だの、経験したことのない暑さだの、経験したことのない疫病だの、もう禍(わざわい)はいいよねえ。
小林 倫博