once upon a time
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スタッフの結婚式

田口清さん〜!

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有名なミキサー 忘れた

2001年 時々歌手

2014年02月18日(火)「 2月の勘違い 」

 天童よしみの「珍島物語」のメロディで「腰が割れるのよ〜♪」などと大声で歌っているものだから、誰もわたしのひどい腰痛を信用してくれない。椎間板ヘルニアだっつうの! 椎間板が飛び出し過ぎてちぎれかかってるんだぜ〜! 自慢してどうする。
 大雪の日の犬の散歩時に階段でコケて腰を打った話はフィールドノート「雪国(02/09)」で書いたが、その時は事実ほんとうに痛みが消えて「こりゃあほんとに関節がハマって治ったんだな! ウッシ」などと思ったのである。だからガシガシと雪かきやらイノシシ狩りをやって、正しい「雪国の生活」を実行して喜びに震えていたわけなのだが、あっさり勘違いであったことがその翌日に判明した。
 な訳ないものなあ。イノシシ食いたかったなあ。「ヘルニア悪化」の号外を出して、ただ今自宅籠城じゃなかった自宅謹慎じゃなかった、自宅療養中である。でもジジイは歌う。「腰が割れるのよう〜♪」

 勘違いで思い出したが「どんぶり勘定」って言葉ありますね。あの「どんぶり」って何のことだか皆さんはご存知でしたか? いやはやお恥ずかしい限りではありますが、わたしは60年間勘違いしておりました。勘違いじゃなくてこれは無知でしたというべきだ。ムチで叩かれても仕方がない。
 「どんぶり」は江戸時代の大工さんの前掛けのような作業着のことだったらしいのだ。大きなポケットのようなものになっていて、彼らはそこにその日の日当賃金を放り込んでいたらしい。で飯食ったり酒飲んだりしたあと、そこから適当な額の銭を大雑把につかんで出して勘定を済ませたという訳。その作業着の「どんぶり」も漢字で書くと「丼」だというからまぎらわしいのだ。
 意味的には近いが、お椀の丼に銭を入れて「まあこんなもんでしょ」なんていうふうに支払いをしていたのかと思っていたわたしは、もうもうもう偉そうに作文などしている場合じゃないのかもしれない。
 調べてみると他にもいっぱいあるのだ。無知の山積みになってしまった。恥の山積み暴露大会でもある。
「灯台下暗し(とうだいもとくらし)」の「灯台」は燭台のことであって岬にある灯台ではないのだ。英語では…
The darkest place is under the candlestickと言うんだものなあ。意味は近いけど。もっとも我が妻は「灯台下暮らし」だと思っていたらしく「厳しい生活」の意味にとっていた。けっこういいやつなんだ。映画「喜びも悲しみも幾年月」の「灯台守」のイメージがあるのだろう。フォローしてどうする。
「二束三文」なんてのもあったぞ。「つまらないもの」のような意味で使われがちだが本来は「2足で3文しかしない」、つまり「とても安くて良いもの、お買い得品!」ということらしい。ウーム、人生これ勉強であるなあ。

 腰痛の話がどっかに行ってしまったが、まあそれでいいのだ、であるらしい。腰痛は忘れることが一番だとさ。かかっている医者なんて「痛みに慣れることです」なんて言うのだ。慣れたくなんかないよなあ。
 暇だから昔撮ったフィルム写真などを整理してスキャンしてデータ化して遊んでいる。覚えていない過去のシーン(写真)もたくさんあってボケ老人になった気分だ。その一方で、たった一枚の写真のおかげで忘れていたのに思い出してしまう事柄というのもあって実に面白い。
 わたしが昔々歌手だったという事も、あながちわたし一人の勘違いではないことが判明した。

※南こうせつさん、田口清さん(故人)、大久保やん、その他の皆さん、肖像権云々は大目にみてくださいまし。



                





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