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世界は終わる…かも知れない

もう4月だぜ!

ファイザーなんだねえ

予診票は真剣に記入しよう
 
2021年04月07日(水)「ワクチンは打ったけれど」

 昨日、新型コロナの予防ワクチンの1回目を接種してもらった。末端とはいえ一応医療従事者なので一般よりは早く接種という事になったのだが、それにしても予定では2月18日の筈がだんだんと伸びて3月18日予定になり、とうとう4月に突入、ここに来てやっとこさの実現である。
 選挙にも行ったことの無いような人間が政府を批判するのはオカドチガイだが、ちょっと力不足過ぎやしませんか? って気分である。ぶっちゃけて言うと、日本に回す予定だったワクチンを「急ぎだからさ」の一言でヨーロッパの方へ回された訳で、これって日本政府が完全に舐められたという事ではないの? と誰もが分かることだ。非常事態宣言を実施している間にワクチンの確保はできなかったのだろうか。先進国のワクチン接種率が80%を超えようとしている現在、日本の接種率は30%に満たない。さらに現在、感染患者の70%がすでに変異株の感染者だというのに、普通(?)のコロナの為のワクチンを今から打つんじゃ「どうなってんのよ?}という感じである。これは現内閣(政府)の失策ではないのか?

 ワクチンを打っても何も変わらない、と思う。今後も無数の変異株が現れ続け、おそらく人類は今後マスクを外すことは無いとわたしは思っている。手指衛生に励み、蜜を避けて自衛するしか方法は無いのだ。10年以上続くかも知れない。かつてSFの世界で笑いながら語られたことが、どんどん現実になっていく。

 にもかかわらず、緊急事態宣言が解除になった途端、人々は街に繰り出し、まるで時短営業要請に従わない飲食店に味方するがごとくそこに集まり、飲み食いしながら送別会・歓迎会・ただの飲み会で盛り上がっているのだ。
 そういうニュースは海外にも伝わるはず。これまで尊敬のまなざしで見られていた日本が、蔑みの国に変わるのもそう遠くはない気がする。これは本当の意味で国難の時である。オリンピックなんかやってる場合じゃないのだ。やって失敗の恥を晒すより、自ら中止の決断を下して世界にその意思の高さを見せる時ではないのだろうか。他の国からの参加も無く、まるで国体のようになってしまったオリンピックをわたしは観たいとは思わない。

 ワクチン注射は針を深く射す(直角に2.5Cm以上)割には余り痛さは感じなかった。が、一晩経って今日はとても痛い。筋肉注射ってそんなもんだ、と言われればそれまでだ。それより、痛さより何よりも「DNAワクチン」って自分以外のDNAを体内に注入する訳ですからネ、やっぱりちょっと得体の知れない恐怖はある。昔「蠅男」の映画を観たことがあるが、それを急に思い出した。人間に蠅のDNAが混じってしまい、ネバネバ蠅人間ができるのだが、蠅のどこがネバネバなのかは未だに不明(笑)である。
 さっきまでの「政府がどうたら、こうたら……」と語っていた人とは違う人みたいだ。わたしのDNAには、明らかに何かが欠けているようだ。
 小林 倫博