星空写真の研究をします

食べるねえ

飲むねえ

語るねえ

考えるねえ

下手くそ写真

また夜が明ける
 
2023年10月19日(木)「上を向いて歩いたら」

 月1で開催している「渡り鳥の会」である。ま、飲み会だ。場所はだいたいが「横芝光町」の栗山川の堤防上の駐車場。相棒は20歳年下の職場の上司“ネモッちゃん”。
 
 以前、飲食&テント泊をしていた駐車場の裏には溜池があり、心無い輩があまりにも多くの家電や大型家具を廃棄目的で投げ込んでしまうので、とうとう立ち入り禁止になってしまった。で、高さ4m程の鉄製の塀を立てて防御してあるのだが、工事が終わったにもかかわらず、一向にその駐車場を再開放してくれないのである。
 
 仕方なく我々は反対岸の東屋のある駐車場へと活動(?)の地を移したが、困ったことが一つ発生した。トイレである。以前の場所は3分で公衆トイレへ到着できたが、新しい基地からは12分程かかるのだ。
 小はいい。が、大はちと困る。それでも果敢に(とは言え昔山ではよくやってたけどね)野糞に挑戦していたのだが、4か月ぐらい前ケツを出したまま川に落ちた。足腰が弱くなっている証拠だ。ショックでもうこのまま死んでしまおうかと思ったぐらいだった。パンツの中までシルト(超細かい川砂の粒)が入り込み、払っても払っても無くならず重くて歩けない。ネモッちゃんにばれたら首になるので必死で隠したが、きっと気づいたに違いない。ま、そんなこんなで、もう野糞は止めることにした。朝はなるべく早く起きて彼に気付かれないように忍び足で歩いて「糞散歩」に出発するのである。

 今回のメインディッシュは今年初の「スキヤキ」。いつもの鳥スキではなく「牛」だ。鶏肉料理メインのはずの会だったのに、どんどん純血を失っていくふしだらな民族のようではないか!
 腹いっぱい食ったので、腹いっぱい糞も溜まってしまい、04:30には糞意で起床。大事に至る前に糞散歩に出発。3000ルーメンの強力LEDライトは頼もしい。200m先まで明るく照らす。川面を照らすと魚が騒ぎ出して波紋ができるほどだ。対岸を照らすと車が何台か停っている。朝まづめ(早朝釣り)狙いの方々だろう。慌ててライトを消した。

「スキヤキか…“上を向いて歩こう”だなあ」
 ふと大空を見上げると満天の星たちであった。空が異常に広い。写真に撮って末の娘に送ってやろうと思ったが、長時間露光のやり方がわからなくて、ボンヤリした写真にしかならなかった。
 屋形橋を渡るころには、もうかなり糞がテンパッテ来ていて超やばい感じだったが、上を向いて歩くことでその苦しさがかなり軽減されることがわかった。
 坂本 九さんは偉大な方だ。まさか自分の歌がそんなことに使われているとは夢にも思わなかっただろう。申し訳ない、バチ当たるぞ小林。
 小林 倫博