根性が無いのか、酒が飲みたいだけなのか?

上流はもちろん

下流もこの有様

サーモンじゃありましぇん

ネモッちゃんの的

爺さんの的
 
2023年05月15日(月)「釣り出来ず」

 先月の「渡り鳥の会」で5月こそは釣りをしようと決意した2人だったが、栗山川に到着してみるとご覧の通りの干上がり状態。干潮、満潮に休みを合わすことが出来ないので、我々の釣りはまったくもって運任せである。
 河口の方に下って行けば、多少は釣りが出来るのだろうが、3月ぐらいだったか河口の堤防で土左衛門(水死体)が上がる事件があって、ちょっとまだ腰が引ける感じなのである。時期的にはイシモチにもフッコにもいいのだがすっかり根性なしの2人になってしまっている。

 本日のメイン料理は「揚げ物」。まあそこに行き着くまでに色々食ってしまっているのでそうそうは食えないのが一応準備はしておいた。ただ今回はやや手抜きで揚げ物ネタは業務スーパーの冷凍物で済ませてしまった。ネモっちゃんが大好物だというサーモンフライと豚肉の串揚げ。
 が、だ。袋にはれっきとした日本語で「サーモンフライ」と明記してあるにもかかわらず、明らかにその身はサケではなかった。北海道出身のネモっちゃんはきっぱりと「これはホッケの身です。間違いありません、私は味で分かります」と言いきった。業スーに問い合わせようと思ったのだが「サーモン」の定義をしっかり調べてからにしようと思った。例えば、回転寿司などで「サーモン」として出されているものは「サケ」ではない。サーモンというのは広く鱒類のことであり、実際は養殖ニジマスだったりサクラマスだったりするわけだ。樺太鱒などもサーモン部類。身をオレンジ色にするには、餌に海老粉を混ぜて与えれば自然にそうなるとのことである。
「いいや、これはホッケです。ホッケはどう頑張ってもサーモンではありましぇん。皮の味がホッケですって、しかも安いシマホッケ、ホーホッケキョーなんちゃって!」
 いつのまにか二人とも酔っぱらってしまい、業スーへのクレーム問題はどこかへ消えてしまったのだった。

 もうすぐ「G7 サミット広島(19〜21日)」がある筈だが、わたしはその開催期間中にウクライナのゼレンスキー大統領がお忍びで来日するのではないかと妄想している。だってアピールする絶好の機会じゃないですか? わたしのその妄想で酒席はさらに盛り上がり、またまたVSR-10(合法のエアガンですよ)での射撃大会へとなだれ込んでいったのだった。
 ネモっちゃんがものすごく腕を上げたのには正直驚いた。標的のド真中への命中が何発も有り、大きな穴になった。義勇のスナイパーとしてわたしがゼレンスキーさんに推薦してあげることを確約したのだった。
 ?誰? わたし誰?……馬鹿丸出し、アルチュウハイマー!
 小林 倫博