Yahoo!JapanGeocities Top
春はもうすぐです

赤線が今日の旅路

房総の川津桜

道の駅「潮風大国」

千倉丸

目の前の岩場

2輪の季節到来

サザエキャッチャー

値段の無いポスター

寿司屋「はな房」

何丼だったのだろう?
2018年02月24日(土)「千倉・潮風王国」

 南房総市の千倉(ちくら)と言うと島倉千代子を連想してしまう。わたしだけだろうか。2文字が一緒というか共通しているだけだが、まあそういう事だ。
 昔“オールナイトフジ”という深夜テレビがあって、番組の最後にサーファーの為の波情報があった。「千倉 南東の風 波3m」てな具合に言う訳だ。毎週欠かさず観ていたのでそれで千倉の場所を知った。

 房総半島の突端ということで前々から行ってみたいとは思っていたのだが、ちょっと遠いのでずっと躊躇していたのだ。サーファーじゃないので波に興味は無いが「道の駅・潮風王国」の「王様丼」には大いに興味がある。ボーラー(bowl=丼)だからね。あ、そういえば「なか卯」にも随分行っていないなあ。ボーラーなのに……。

 朝からグングン気温が上がってきたので思いきって行ってみることにした。自宅から約100Km、一般道で行くと3時間だ。高速を使えば半分の時間で行けそうだが、往復分の高速代¥3600は惜しい。軽自動車で高速というのもちと怖い。それに何にもまして海沿いの国道128号線を走って行きたい。「ゴンチチ」がこの上無く気持ちがいいのだ。
 途中で1〜2回休憩し、ずっと王様丼のことだけを考えながらのんびり行けばいいだけの話。

 2時間50分で到着。空も海も敷地も馬鹿にでかい。土曜ということもあり結構な人出だ。2輪ツーリングのライダーも多く、ズラリと並んだバイクが春の光をはねかえして眩しかった。
 ちょっとわたしの初歩的な勘違いがあり、食べ処は寿司屋と定食屋風の2店舗のみ。あとは普通の海産物の即売所であった。食遊会の下見も兼ねていたのだが、その点がちょっと残念。それに遠過ぎ!
 丁度昼時だったせいもあり食べ処は2店舗とも「待ち1時間」だ。やめようか……と思ったその時「お一人のお客様おられませんか?1席だけ2階に空きが出ました、メニューも限られますが、それでよろしければどなたか?」の呼び声。手を挙げて滑り込み、上の写真の丼にありついた。
 料金先払のシステムで¥2040(税込)。果たしてそれが「王様丼」なのかランチタイムのサービス品的「女王様丼」なのか「皇太子様丼」なのか「妃殿下様丼」なのか、はたまた「宮様丼」だったのか未だに分からない。
 まあ普通に美味しかったのだけど、スシローで1貫¥180のやつを11枚食った料金とほぼ同じなのだ。どっちがいいかというと……う〜ん悩む。
「西郷どん! みみっちか男じゃっど、おいは!」


 金目鯛の干物を1枚(¥870)買って妻への土産にした。帰りは3時間10分かかった。