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さて〜、今日わたしが頂くのは…
 

あきひめ

べにほっぺ

恋みのり

もういっこ

おいとべりー

おおきみ

ちーばべりー

とちおとめ

やよいひめ

中村イチゴ農園
2020年02月14日(金)「年金支給日」

 珍しく妻が「私をイチゴ狩りに連れてって」というので、なんだか嬉しくなって連れて行くことにした。
「糖質を吸収しにくい果物の順番は〜、キウイ、イチゴ、リンゴの順なんですよ〜、だから食べていい訳なのですよ〜、だからちょっとずつたくさんの種類を食べたくなっちゃうんですよ〜」
 妻も「アンナチュラル」の観すぎで「コウジヤ・ユキコ」さんのしゃべり方になっているのであった。

 たくさんの種類を食べたいなら「中村イチゴ園」である。2〜3年前に豚味噌の会の玲奈ちゃんを連れて行ったところである。あの時は確か10種類位を食べたはずだ。
「そういう所って調べたら高いのよ、いいの?」
「いや、そんなことなかったと思うよ、田舎だし時期的にもそんな早くないし」
 電話で問い合わせたところ、9時集合だという。予約も特にいらないという。さすがフルーツランド土気である。

 わたしも妻も食べるのに夢中でまともな写真が残っていない。もっとどっさり成っていたのだが種類の名前が書いてあるのが列の端っこだったものだから食い尽くされたような場所ばかり撮ってしまった(笑)。
 今日は9種類のイチゴが30分食べ放題。もういい、というぐらい食べた。あまり聞きなれない種類だが「恋みのり」というのが甘さと言い香りと言い一番だった。妻も同じ意見。

 茂原のリサイクルショップで二時間ほど遊び、イチゴがこなれるのを待ってスシローへ行く。いつものことだがここのスシローは平日でもほぼ満席だ。さらに今日は特に混んでいる。
「中トロ¥100がまたはじまったからかなあ?」
 妻がしきりに不思議がっている。わたしたちは途中でスマホアプリで予約を入れておいたのでいいが、昼飯時とはいえ平日で40分待ちは異常だ。わたしはぐるりとまわりを見てハタと気が付いた。70歳代風に見えるお年寄りばかりである。そう、今日は年金支給日だったのである。みんな笑っている、笑っている。
 妻にそれを言うと「いいね」と言った。なにがいいのかあまりよくは分からなかったが「いいね」と思った。平和が何よりだ。
 小林 倫博