わたしは木を信じている

2房あるようだ

なんか美味そう
 
2022年10月15日(土)「ムクロジの木」

 それほど博学という訳でもないが、テレビなどのクイズ番組を見ているとだいたい7割位は答えられる。美術系、音楽系、アウトドア系はまあ得意だ。酒を飲みながら樹木、花、野鳥、淡水魚、海水魚、etc.の図鑑をながめるのが趣味なので、多少ボケてきたとは言ってもまあそこそこ自信はある。

 が、この木に関してはまったく知らなかった。実が成っていなかったら気にかけることもなかったかも知れない。一応写真を撮って持ち帰ったのはいいが写真だけでは調べようが無くて参った。写真を撮るだけで名前が分かるiphoneのアプリが入れてあるのだが、花専用のアプリであるらしく「該当なし」であった。
 それから2〜3日してたまたま(勤務先の)園芸ボランティアの角山さんに会ったので聞いてみたところ「僕も名前は知らないんだけど、実が羽子板の羽の先っちょの黒い玉になるらしいよ」と貴重な情報、これでおそらく辿り着けるだろう。

 便利な時代になった。Web検索すると何でもいくらでも情報が得られる時代なのだ。「羽子板の羽の黒玉」で調べるとすぐに分かった。果肉部分は石鹸のように泡立つことも、種部分は炒って食べられることも書いてある。完熟して半乾き状態になると風などで自然に落ちてくるらしい。あと1ヶ月ぐらいで採取できそうだ。是非食べるところまで行ってみたいものである。毒は無いらしい(笑)。
 小林 倫博